ニュースマクロあなたの連邦議員は17万4,000ドルの給与にこっそり上乗せ所得を得ている—その原資は納税者負担

あなたの連邦議員は17万4,000ドルの給与にこっそり上乗せ所得を得ている—その原資は納税者負担

著者: Alternet·

重要ポイント

  • •連邦議会の一般議員の年俸は17万4,000ドルであり、議員が生活費自動調整を見送り始めた2009年以降、凍結されている。
  • •1989年倫理改革法により、外部勤務所得は行政給与表レベルIIの15%(近年はおよそ3万ドル)で上限とされ、有料講演は禁止されている。
  • •議員は資産、所得源、負債、役職を記載した年次財産公開報告書の提出が義務付けられており、報告書は下院書記官および上院事務総長を通じて一般に公開される。
  • •2012年のSTOCK法は、1,000ドルを超える有価証券取引の30〜45日以内の開示を義務付け、公務で得た非公開情報からの利益取得を禁じている。
  • •1789年に提案され1992年に批准された憲法修正第27条は、議員報酬の変更を、下院選挙が一度行われるまで発効しないものとしている。
あなたの連邦議員は17万4,000ドルの給与にこっそり上乗せ所得を得ている—その原資は納税者負担

あなたの連邦議員は17万4,000ドルの給与にこっそり上乗せ所得を得ている—その原資は納税者負担

米国のジム・ジョーダン下院議員(共和党・オハイオ州)が、2026年3月18日、ワシントンD.C.の米議会議事堂で行われる外国情報活動監視法(FISA)の機密ブリーフィングに先立って到着する様子。

Terry Schwadronによる記事がAlternetで発表し、アメリカの公共生活における長年の緊張関係に焦点を当てている。連邦支出を掌握し国家の税政を決める議員たちが、納税者の資金による年俸17万4,000ドルを受け取り、連邦倫理規則が定める厳格な上限内であれば追加収入を得ることができるのだ。この上限と、それを支える開示制度こそが、有権者が議会議員の公的給与以外の所得を理解するために依拠する枠組みを形成している。

議員の報酬はいくらか

下院・上院の一般議員の標準年俸は17万4,000ドルである。この数字は2009年以来凍結されており、当時から議会は法定の生活費自動調整(COLA)を繰り返し見送ってきた。凍結期間はすでに15年以上に及んでいる。

指導部ポストには高い俸給が設定されている。下院議長は22万3,500ドル、両院の多数党・少数党院内総務は19万3,400ドルである。

報酬は給与にとどまらない。議員は連邦職員退職制度に加入し、勤続5年で年金受給資格を得る。また、医療保険制度(Affordable Care Act)に基づきコロンビア特別区の保険交換所を通じて医療保障を確保している。別途、スタッフ、出張、挙区事務所のための予算が充てられるが、これらは議会活動の運営資源であり個人所得ではない。憲法上の根拠は第1条第6項であり、議員の報酬は米国財務省から支払われると定めている。これが「納税者負担」という論点の背後にある仕組みである。

外部所得の上限

連邦法は議員の外部活動を禁じてはいないが、上限を設けている。1989年倫理改革法により、議員は行政給与表レベルIIの15%を超える外部勤務所得を受け取ってはならず、この上限は近年でおよそ3万ドルに相当する。同法は有料講演(謝礼金)も禁止している。この上限内であれば、教育、出版、専門資格の維持などの活動が認められ、所得が上限を下回り適切に開示されることが条件となる。

議員はまた、資産、所得源、負債、役職を記載した年次財産公開報告書の提出が義務付けられている。これらの報告書は下院書記官および上院事務総長を通じて一般に公開され、有権者は議員の資金の出所を確認できる。2012年のSTOCK法は有価証券取引の監督を強化し、1,000ドルを超える取引を30〜45日以内に開示することを義務付けるとともに、議員が公務を通じて得た非公開情報から利益を得てはならないことを再確認した。この法案は超党派の幅広い支持を得て成立し、以降の議会でも議員株式取引規則を強化する提案が繰り返し浮上している。

憲法自体も議員報酬に触れている。憲法修正第27条では、上院議員および下院議員の報酬を変更する法律は、下院選挙が一度行われるまで発効しないと定めている。1789年に最初に提案されたこの修正条項は、1992年まで批准されなかった。この組み込み済みの遅延により、今後の議員報酬の変更は、発効前に必ず下院選挙を経ることになる。