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パーム油は原油安を受けて下落基調を継続

著者: Hellenic Shipping News·

重要ポイント

  • マレーシアのパーム油先物は、下落基調を続けてMYR 4,650/トンを下回った。
  • ダリアン市場とシカゴ市場での競合食用油の弱さが価格に下押し圧力をかけた。
  • 米国のイラン攻撃一時停止を受けた原油急落が、バイオディーゼル市場からの支援を弱めた。
  • 貨物調査会社は、7月1日から7月25日のパーム油輸出が6月比で8.1%から15.9%増えたと推計した。
  • マレーシアは、記録的高温が来年のパーム油生産を抑える可能性があると警告した。
パーム油は原油安を受けて下落基調を継続

マレーシアのパーム油先物は引き続き売り圧力を受け、ダリアンおよびシカゴ取引所での競合する食用油の軟調を背景に、MYR 4,650/トンを下回って推移した。

原油価格が急落したことで、価格は先週付けた15週間ぶりの高値からさらに離れた。この下落は、米国がイランへの攻撃を一時停止した決定を受けたもので、バイオディーゼル見通しの悪化を通じて市場への支援が弱まった。

この動きは、パーム油がしばしば広範な植物油市場やエネルギー市場と連動して取引されることを示している。原油が軟化するとバイオディーゼル経路からの支援が弱まり、競合油の弱さもマレーシア先物に波及する可能性がある。

下落は、輸出需要の強さによってある程度抑えられた。貨物調査会社は、7月1日から7月25日までのパーム油出荷量が、6月の同期間比で8.1%から15.9%増加したと推計した。

さらに、インドネシアやマレーシアなどの輸出国でバイオディーゼル混合義務が引き上げられたことも支援材料となった。

加えて、最大の輸入国であるインドのパーム油輸入は、祝祭シーズンを前に食用油供給が逼迫することで需要が高まり、7月から10月にかけて増加すると見込まれている。

気象要因も引き続き材料となっており、マレーシアは記録的高温が来年の生産を抑制する可能性があると警告した。

Source: Trading Economics