ニュース株式KotakのSanjeev Prasad氏、FY27のNifty利益成長率17.5%を予想、IT株には引き続き弱気姿勢

KotakのSanjeev Prasad氏、FY27のNifty利益成長率17.5%を予想、IT株には引き続き弱気姿勢

著者: CNBC-TV18 Markets·

重要ポイント

  • •Kotak Institutional EquitiesのSanjeev Prasad氏は、FY27(2026年4月から2027年3月までのインド会計年度)のNifty利益成長率を17.5%と予想している。
  • •Prasad氏は、国内投資信託の資金流入を背景とした複数年にわたる上昇局面で大型株に対してプレミアムな水準で取引されてきたミッドキャップのバリュエーションが割高であるとして、引き続き慎重姿勢を維持している。
  • •同氏は、AI主導の破壊的変化やセクターの長期的な成長・マージンへの懸念を理由に、IT株の回避を続けている。
  • •インドのITサービスセクターは、Tata Consultancy Services、Infosys、HCL TechnologiesといったNiftyの主力銘柄を擁し、指数内で大きなウェイトを占めるため、その見通しは指数ベースの収益予想に影響を与える。
  • •この予想は、インドの企業収益成長がパンデミック後の急回復から減速した後に示されたもので、市場関係者は四半期ごとの収益モメンタムを主要な参考指標としている。
KotakのSanjeev Prasad氏、FY27のNifty利益成長率17.5%を予想、IT株には引き続き弱気姿勢

Kotak Institutional Equitiesのマネージング・ディレクター兼共同ヘッドを務めるSanjeev Prasad氏は、2026年8月19日に公開されたCNBC-TV18 Marketsの報道によると、FY27にNiftyの利益が17.5%成長すると予想している。

この種の指数ベースの予想は、実際の業績やバリュエーションを評価する基準となるため、市場から注目されている。また、こうした予想は、インドの企業収益成長が過去の会計年度におけるパンデミック後の急回復から減速した後に示されたものであり、収益成長が再加速するペースが市場関係者にとって中心的な疑問となっていて、四半期ごとの収益モメンタムが主要な参考指標とされている。

この収益予想と併せて、Prasad氏は割高なミッドキャップのバリュエーションに対して引き続き慎重姿勢を維持し、AI主導の破壊的変化や同セクターの長期的な成長とマージンに対する懸念を理由に、IT株の回避を続けている。

背景

Kotak Institutional EquitiesはKotak Mahindraグループの機関投資家向け株式調査・ブローキング部門であり、Prasad氏は同部門におけるインド株に関する最上位の発言者の一人である。

Nifty 50はインド国立証券取引所(NSE)の基幹大型株指数であり、同国の上場企業のうち最大手50社をカバーしている。FY27は2026年4月から2027年3月までのインド会計年度を指す。これに対しミッドキャップとは、時価総額でNSEの上位100社に入らない企業を指す。ミッドキャップのバリュエーションは、国内投資信託の資金流入を背景とした複数年にわたる上昇局面で大型株に対してプレミアム(割高)な水準を維持しており、アナリストはこのプレミアムが過大であると繰り返し指摘してきた。

インドの情報技術(IT)サービスセクターは、Tata Consultancy Services、Infosys、HCL Technologiesといった指数の主力銘柄を擁し、Niftyにおいて大きなウェイトを占めている。そのため、同セクターの成長およびマージンの見通しは、指数ベースの収益予想において重要な位置を占める。AI(人工知能)がITサービスの需要、価格設定、マージンに与える潜在的な影響は、同セクターをめぐるアナリストの議論で繰り返し取り上げられるテーマであり、顧客の裁量型支出やAI導入に関する四半期ごとの経営層コメントは、この論争がどのように決着するかを測る指標の一つとされている。