CNNのケイトラン・コリンズ氏、「America Needs Nasty Women」マグカップでトランプ氏に“さりげない一撃”か
重要ポイント
- •CNNアンカーのケイトラン・コリンズ氏は、『The Source』の最近の放送で、デスクに「America Needs Nasty Women」と書かれたマグカップを目立つように置き、Daily Beastはこれをトランプ大統領へのさりげない一撃と位置づけた。
- •マグカップの文言は、2023年のタウンホールでマー・ア・ラゴに保管された機密文書について同氏が質問した際にトランプ氏が向けた「意地の悪い人間(nasty person)」というレッテルを踏まえたもの。
- •CNN、MS NOW、Politicoをホワイトハウスから締め出すトランプ氏の試みは裁判で複数回退けられたが、3社の記者は引き続きアクセスを拒まれている。
- •Daily Beastによると、トランプ氏自身の司法官が修正第1条の観点から禁止措置を退けた後、CNNはエアフォースワンから外され、トランプ氏はコリンズ氏に「ここにいるべきではない」と述べた。
- •『Time』の最近のインタビューでランプ氏は、メディアが自分の否定的な記事ばかり報じると不満を漏らし、コリンズ氏を「狂った」、「ごく平凡」と呼んだ。

Daily Beastの報道によると、CNNアンカーのケイトラン・コリンズ氏が、最近の生放送でドナルド・トランプ大統領に「さりげない一撃(subtle dig)」を放ったとみられる。
この場面は、トランプ氏とCNNなど報道機関の確執が深まり続ける中で生じた。
コリンズ氏は同局で最も有名なホストの一人であり、元ホワイトハウス主席特派員でもある。近年、トランプ氏が同氏に対して示す特別な敵意が大きな注目を集めてきた。2023年のタウンホールイベントで、マー・ア・ラゴに保管していた機密文書について同氏が追及すると、トランプ氏は激昂し、彼女を「意地の悪い人間(nasty person)」と呼んだ。
土曜日に発表された報道でDaily Beastは、トランプ氏によるコリンズ氏への攻撃は「第2期就任以降、いっそう頻繁になっている」と指摘。12月のソーシャルメディア投稿では、トランプ氏は彼女を「フェイクニュースCNN」の一員とし、「いつも愚かで意地悪(always Stupid and Nasty)」だと非難した。
CNN、MS NOW、Politicoをホワイトハウスへの立ち入りから締め出そうとする試みが続く中、大統領の報道への怒りはますます顕著になっている。トランプ氏はこの禁止措置が各社の否定的な報道への対応であると繰り返し主張しており、法的チームは、報道機関をホワイトハウスに入れる法的義務はなく、対象機関が一定の「専門的基準」を満たしていないと裁判で主張してきた。禁止措置は裁判で複数回退られているが、3社の記者は引き続きホワイトハウスへのアクセスを拒まれている。裁判所の判断と実際の制限状況との間のずれがいつまで続くのかが、この対立をめぐる最大の未解決問題の一つとなっている。
Daily Beastによると、コリンズ氏は最近の番組『The Source』の放送で、アンカーデスクの目立つ位置に置かれた「America Needs Nasty Women(アメリカには意地の悪い女性が必要だ)」という文字の入ったマグカップを通じて、さりげなくトランプ氏を意識したとみられる。マグカップの文言は、トランプ氏がコリンズ氏に向けた「意地悪(nasty)」というレッテルを鋭く踏まえたもので、法廷やソーシャルメディア、インタビューで展開されてきたこの確執の中で、同氏によるさりげない放送中の応答となった。
「トランプ氏自身が任命した司法官の一人が修正第1条の観点から禁止措置を退けた後、大統領はCNNをエアフォースワンから外し、コリンズ氏を率直に挑発して批判の的とし、『君はここにいるべきではない(shouldn't be here)』と述べた」とDaily Beastは詳述している。報道ではまた、『Time』が今週、トランプ氏への長編インタビューを掲載し、その中で同氏はメディアが否定的な記事ばかり報じると口汚く非難しながら、コリンズ氏への攻撃を繰り広げたとも伝えている。
「どこかの時点でこう思う。『こんな気の狂ったケイトラン・コリンズに、一体何の意味があるのか』と。彼女はごく平凡な人間だ。私が今まで見た中で最も不幸な若者だ」とトランプ氏はインタビューで述べた。「どんな基準で見ても素晴らしいことを私がやっても、彼らはそれについて書くとき、悪く書くことしかしない。」