好調な業績とFPI資金流入により、グローバルリスクにもかかわらずインド株が底堅く推移
重要ポイント
- •Nifty 50とBSE Sensexはともに7月に約2.1%の上昇を記録し、4月以来の最大の月間上昇となった。
- •2026会計年度第1四半期の好決算が、原油価格上昇と西アジアの地政学的緊張への懸念を相殺する主な要因となった。
- •Nifty IT指数が週間6.8%の上昇でセクター首位となり、インドの輸出主導型テクノロジーサービスセクターを反映した。
- •外国機関投資家の資金流入が上昇に寄与した一方、韓国Kospiなど他のグローバル市場は3.1%の下落を記録した。
- •インドは原油需要の80%以上を輸入に依存しており、エネルギーコストはインフレと輸出支出の恒常的な要因となっている。

インドの主要株価指数は7月を強含んで終え、3か月以内で最高の月次パフォーマンスを記録した。Nifty 50とBSE Sensexはともに週間で2.5%超の上昇となり、7月の月間では約2.1%の上昇を記録した。6月四半期(2026会計年度第1四半期)の好決算が、原油価格の上昇と西アジアの地政学的緊張に関連する懸念を緩和する上で重要な役割を果たした。インドは原油需要の80%以上を輸入に依存しており、エネルギーコストはインフレや輸入請求額における恒常的な変動要因となっているが、業績の好調さが投資家心理を維持するのに十分であると見られた。
外国機関投資家(FPI)の資金流入も上昇を支え、複数のグローバル市場が逆風に直面する中でインド市場の底堅さを維持する一因となった。セクター別指数の中ではNifty IT指数が際立ち、週間6.8%の上昇を記録した。これは、米国および欧州からの収益が大部分を占めるインドの輸出主導型テクノロジーサービス産業の特性を反映している。対照的に、韓国の主要指数Kospiは同期間中に3.1%の純下落を記録した。
7月の上昇は4月以来となるインド株の最大の月間上昇幅となり、ダラル街の投資家たちは西アジアの紛争激化への懸念を乗り越え、好調な第1四半期の企業決算が継続的に発表されることに注目した。インドが最も成長率の高い主要経済国の一つであり続ける中、持続的な業績成長と海外資金流入の動向が、現在の底堅さが今後数か月間にわたり継続するかどうかの鍵を握ると見られている。