ホームデポ(HD)第2四半期決算プレビュー:アナリストはEPS4.73ドル、売上高472億ドルを予想
重要ポイント
- •アナリストは、ホームデポの会計年度第2四半期決算について、1株当たり利益4.73ドル(前年同期比約1%増)、売上高472億ドル(同4.4%増)を予想している。
- •ホームデポ株は過去12ヶ月間で約15%下落し、338.70ドル近辺で推移している。一方、ウォールストリートの平均株価目標約376ドルは現在の水準を約13%上回っている。
- •住宅取得負担の増大が、大型リフォームプロジェクトの伝統的な触媒である世帯の移動を抑制しており、Placer.aiのデータでは第2四半期に総来店者数と1店舗あたり来店客数のいずれも減少した。
- •最高経営責任者(CEO)による先週の療養のための休職発表が、決算発表を迎えるにあたり経営陣の不確実性を加えた。
- •会計年度第1四半期では、ホームデポは売上高417.7億ドル(前年比4.8%増)を計上し、EPS予想をわずかに上回った一方、売上総利益率では僅かに及ばなかった。

米国最大のホームセンター(ホームインプルーブメント)小売業者であるホームデポ(NYSE: HD)は、火曜日朝の寄り前に会計年度第2四半期の決算を発表する。ウォールストリートはこの決算を控えめな予想で迎えている。同セクターの支配的プレイヤーとして、同社の業績は全国の住宅改善需要を広く映す指標ともなっている。
コンセンサス予想では、1株当たり利益(EPS)は4.73ドルで前年同期比わずか1%の増加、売上高は472億ドルで前年同期比4.4%増と見込まれている。
株価は過去12ヶ月間で約15%下落し、338.70ドル近辺で推移しており、2026年初め以降もわずかに下落基調が続いている。ウォールストリートの平均株価目標は376ドル近辺で、現在の水準を約13%上回っている。FactSetのデータによれば、担当アナリストの半分強が同社株に「買い」またはそれに相当する評価を付けている。
住宅市場の逆風
同社事業にとって持続的な重荷となっているのが、低迷する住宅不動産市場だ。住宅価格の高騰と借入コストの高止まりが絡み合う住宅取得負担の増大は、世帯の移動を大幅に減少させており、この移動こそが従来、大型リフォーム支出の触媒となってきた。住宅購入は歴史的に高額プロジェクトの波を引き起こしてきたためだ。住み替える世帯が減少する中、その引き金は弱まっている。
来店客数データも同じ方向を示している。Placer.aiの数値によれば、第2四半期には総来店者数と1店舗あたりの来店客数のいずれも減少しており、こうした傾向から市場参加者は今回も期待を下回る決算を予想するようになっている。ホームデポ自身の四半期開示項目である既存店売上高、顧客取引件数、平均客単価は、この来店客の軟化が業績にまで波及したかどうかを直接示すものとなる。
経営陣をめぐる不確実性もさらなる懸念材料を加えている。最高経営責任者(CEO)が先週、療養のための休職を発表したことで、決算発表を迎える株主の間に一段の慎重姿勢が広がっており、投資家は財務結果と併せてこの状況に関する最新情報にも注目している。
競合環境
家具・住宅改善分野の競合各社の決算はまちまちだが、良好な結果に傾いている。Floor & Decorは売上高が前年比3%増となり、予想を1.6%上回った。発表を受けて株価は4.1%上昇した。Arhausは売上高が7.4%増となり、予想を4.9%上回り、決算発表後に株価は16.6%急上昇した。
広範な家具・住宅改善小売セクター全体では、過去1ヶ月間に株価が平均3.3%上昇した一方、ホームデポは同期間に1.7%の上昇にとどまり、セクター平均のペースを下回っている。
直近の業績と予想
直近の決算発表となった会計年度第1四半期では、売上高は417.7億ドルで前年比4.8%増となった。同社は1株当たり利益の予想をわずかに上回った一方、売上総利益率の指標では僅かに及ばなかった。この項目は火曜日にも改めて厳しい注目を集めることになる。
アナリスト予想は過去30日間安定して推移しており、火曜日の開示が比較的予測可能な結果となることを示している。同社は市場コンセンサスを上回る確固たる実績を維持しており、火曜日の業績が第1四半期のような予想を上回るパフォーマンスとなれば、株価は最近の下落分の一部を取り戻す可能性がある。
同社株の評価倍率は過去1年間の株価低迷に伴って圧縮されており、一部のアナリストはこれによりリスク・リワードのバランスがより魅力的になっていると解釈している。
火曜日の決算発表は会計年度第2四半期を対象とする。発表を控えたホームデポ株は過去12ヶ月間で約15%下落しており、現在は338.70ドル前後の水準にある。
出典:Blockonomi