ニュース株式ヘクサウェア・テクノロジーズ株が5%上昇、モティラル・オスワルが720ルピーの目標株価で「買い」を継続

ヘクサウェア・テクノロジーズ株が5%上昇、モティラル・オスワルが720ルピーの目標株価で「買い」を継続

著者: Economic Times Markets·

重要ポイント

  • モティラル・オスワルはヘクサウェア・テクノロジーズへの「買い」評価を継続し、目標株価を720ルピーに設定した。
  • 同証券は、この目標株価が現行水準から約35%の上昇余地を意味すると述べた。
  • 「ゼロ・ライセンス」アプローチやトークノミクスを含むヘクサウェアのAI戦略が、前向きな見方を更新した主な理由となった。
  • モティラル・オスワルは、ヘクサウェアのディールの立ち上がり(ランプアップ)は取り消されたのではなく遅れているだけと評した。
  • 同証券は、繰り延べられたランプアップとAI主導の機会が2027暦年(CY27)のより強い成長を支えると予想している。
ヘクサウェア・テクノロジーズ株が5%上昇、モティラル・オスワルが720ルピーの目標株価で「買い」を継続

ヘクサウェア・テクノロジーズの株価は月曜、モティラル・オスワルが目標株価720ルピーとともに同社株の「買い」評価を継続したことを受け、5%急騰した。同証券によれば、この目標株価は現行の株価水準から約35%の上昇余地を意味する。

国内証券である同行による改めての推奨は、このITサービス企業の人工知能(AI)戦略を土台としている。モティラル・オスワルが特に注目したのは、ヘクサウェアの「ゼロ・ライセンス」というアプローチと、トークンベースの料金モデルという2つの要素だ。

「ゼロ・ライセンス」とトークノミクスが主要テーマに浮上

モティラル・オスワルのリポートは、ヘクサウェアの「ゼロ・ライセンス」モデルとトークノミクス(従来の定額ライセンスではなく、使用量や消費量に連動した料金設定)を、同社のAI主導の商業面での進化における主要テーマとして位置付けている。消費連動型の料金設定を重視する姿勢は、サービス収益が従来、人月(タイム・アンド・マテリアル)契約や固定価格契約で請求されてきた業界において際立つものだ。トークンベースのモデルでは、顧客の支払額が、AI主導のソリューションを実際にどれだけ利用したかにより直接的に連動する。

成長は「失われたのではなく遅れている」

需要環境について、同証券はヘクサウェアのディールの立ち上がり(ランプアップ)を、失われたのではなく遅れていると評価した。業界の用語でいえば、ランプアップとは、すでに締結済みの契約における執行と請求が段階的に拡大することを指す。したがって、立ち上がりの遅れは、契約そのものが解消されることなく、収益を後の期間へと押し出すことになる。モティラル・オスワルは、こうした繰り延べられたランプアップとAI主導の機会の組み合わせが、2027暦年(CY27)のより強い成長を支えると予想している。この水準は直近の期間を超える見通しであり、繰り延べられたランプアップがAI主導の機会と並行して収益へ転化することを前提としている。

会社の背景

ヘクサウェア・テクノロジーズは1990年設立で、インドのナビムンバイに本社を置くITサービス企業であり、銀行・金融サービス、ヘルスケア、旅行・運輸などを含む業界領域の顧客にサービスを提供している。ベインキャピタルが後ろ盾の同社は、2025年2月に新規株式公開(IPO)を通じてインドの証券取引所に復帰した。約8,750クロールのオファー・フォー・セール(売出し)となったこのIPOは、インドのITサービス企業としては過去最大と報じられ、2013年の上場廃止に続く10年超の非公開体制に終止符を打った。再上場から日が浅い企業として、ヘクサウェアの公開市場での取引履歴は、長く上場してきたインドのIT大手に比べて短く、証券会社によるカバレッジは投資家が参照できる公開分析を充実させるものとなっている。

証券会社の評価および目標株価は、それを発行するアナリストの見解を反映するものであり、将来のパフォーマンスを保証するものではない。

出典:Economic Times Markets(ETMarkets、リテーシュ・プレスワラ記者の報道)