Harley-Davidson(HOG)株、EPSは予想上回るも第2四半期の出荷台数未達で下落
重要ポイント
- •Harley-Davidsonの第2四半期純利益は$80 million、1株当たり$0.75となり、前年同期比では減少したが、アナリストのコンセンサス予想を$0.11上回った。
- •同社の四半期中の二輪車出荷台数は39,200台で、前年同期比9.4%増となったものの、予想の40,810台を下回った。
- •経営陣は通期の小売販売台数見通しを133,500–138,500台に引き上げ、HDMCセグメントの営業利益見通しも大幅に上方修正した。
- •Artie Starrs CEOの「Back to the Bricks」戦略は、小排気量エンジンと$10,000前後からのエントリー価格を通じて若年層ライダーを狙っている。
- •Harleyの電動二輪車部門LiveWireは四半期の営業損失を$18 millionに縮小したが、通期では$70 million–$80 millionの営業損失を見込んでいる。

Harley-Davidson(NYSE: HOG)の株価は木曜日のプレマーケット取引で約1%下落した。同社が発表した第2四半期決算は、1株利益がWall Streetの予想を上回った一方で、二輪車の出荷台数が予想に届かないまちまちな内容となった。経営陣が通期見通しを引き上げたにもかかわらず市場の反応が限定的だったことは、同社の戦略転換が、高齢化する中核顧客層における長年の販売減少を持続的に反転させられるかについて、投資家が慎重な見方を続けていることを示唆している。
第2四半期の財務結果
Milwaukeeに本社を置く同メーカーの第2四半期純利益は$80 million、希薄化後1株当たり$0.75となり、前年同期の$108 million、1株当たり$0.88から減少した。総収益は前年同期比6%減の$1.23 billionだった。
収益性は前年同期比で低下したものの、1株利益はアナリストのコンセンサス予想を$0.11上回った。
粗利益率は前年同期の28.6%から27.5%に低下した。原材料費の上昇、より不利な製品ミックス、為替変動の逆風が要因となった。
https://x.com/Finsee_main/status/2080246231947784340?ref_src=twsrc%5Etfw
$HOG Q2 2026 earnings: Core Business Ignites, Sparking Guidance Raise Harley-Davidson delivered a solid Q2 defined by a 6% revenue growth in its core HDMC segment, snapping a streak of top-line declines. The 6% drop in consolidated revenue is a red herring—driven entirely by the… pic.twitter.com/3hY38V5yDy — Finsee (@Finsee_main) July 23, 2026
出荷台数と地域別動向
Harley-Davidsonの四半期中の二輪車出荷台数は39,200台で、前年同期比9.4%増となったものの、Streetのコンセンサス予想である40,810台を下回った。
世界の小売販売は1%の小幅増となった。North Americaは3%増、Latin Americaは4%増だった一方、EMEA地域は9%減、Asia Pacificは横ばいだった。EMEAの弱さは、Harleyが歴史的に売上の大半を上げてきたAmericasでの成長とは対照的であり、同地域ではPolaris傘下のIndian Motorcycleなど競合からの圧力が近年強まっている。
営業利益は32%減少した。主な要因は、同社の金融サービス部門であるHDFSの軟調で、同部門はより資本効率の高い事業モデルへの移行を進めている。
Artie Starrs CEOの下での「Back to the Bricks」戦略
Artie Starrs CEOの下で、Harley-Davidsonはプレミアム・ツーリング二輪車から、より軽量で手の届きやすいモデルへ軸足を移しており、エントリーレベルの価格は現在$10,000前後からとなっている。
同社の「Back to the Bricks」戦略イニシアチブは、クラシックなHarley-Davidsonのデザインを復活させる一方で、より小排気量のエンジンを通じて若年層ライダーを取り込むことを中心に据えている。これは同ブランドの従来の中核顧客層からの注目すべき転換である。この取り組みは、数年にわたる課題に対応するための一連の戦略見直しの最新例にあたる。Harleyの平均ライダー年齢は上昇しており、同ブランドは、より安価な海外競合から電動二輪車まで幅広い選択肢に直面する若年購入者の獲得に苦戦してきた。
電動部門LiveWire
Harley-Davidsonの電動二輪車部門で、2022年にSPAC合併を通じて別個の上場企業として分離されたLiveWireは、営業損失を前年同期の$19 millionから$18 millionに縮小した。
通期について、LiveWireは営業損失を$70 millionから$80 million、設備投資を$175 millionから$200 millionと見込んでいる。電動二輪車セグメント全般では消費者の普及が予想を下回るペースにとどまっており、内燃機関以外へのHarleyの多角化を評価する投資家にとって、LiveWireの黒字化への道筋は引き続き注視される指標となっている。
通期見通しを引き上げ
四半期の出荷台数が予想を下回ったにもかかわらず、Harley-Davidsonは通期の小売販売台数見通しを、従来の130,000–135,000台から133,500–138,500台のレンジへ引き上げた。
HDMCセグメントの営業利益見通しは、従来の- $40 millionから$10 millionのレンジに対し、$10 million–$50 millionへ大幅に引き上げられた。
HDFSの営業利益見通しも、従来の$45 million–$60 millionから$55 million–$65 millionへ引き上げられた。