ハンファシッピング、代替燃料対応型VLCCを命名
重要ポイント
- •Elandra K2は、ハンファシッピングがハンファオーシャンの玉浦造船所で建造中の32万DWT級VLCC3隻のうち1隻目である。
- •ABSは同船に、アンモニア、LNG、メタノールに対する「Fuel Ready Level 1C」の船級記号を付与した。
- •この船級記号は、現在代替燃料により運航していることを示すものではなく、将来の転換に向けた柔軟性の確保を示すものである。
- •Elandra Kunlunは2026年12月に、Elandra Kilimanjaroは2027年2月に引き渡しが予定されている。

ハンファシッピングは、アンモニア、メタノールまたはLNGを将来使用できるという船級協会ABS(米国船級協会)の船級記号を取得した新型の超大型原油運搬船(VLCC)を命名した。
ABSが本日のLinkedInへの投稿で明らかにしたところによると、Elandra K2は、ハンファシッピング向けにハンファオーシャンの玉浦造船所で建造中の32万DWT級VLCC3隻のうち1隻目である。
Elandra Kunlunは2026年12月に引き渡しが予定されており、続いてElandra Kilimanjaroが2027年2月に引き渡される予定である。
Elandra K2は、アンモニア、LNGおよびメタノールに対するABS Fuel Ready Level 1Cの船級記号を有しており、規制の変化に応じて代替燃料へ転換できる柔軟性を同船に与えている。
船主にとって、燃料対応型(fuel-ready)の船級は、依然として従来型バンカー燃料が主流でありながらも、時間とともに排出削減への圧力が高まっている市場と新造トン数の方向性を一致させるための手段の一つである。この船級記号は、同船がすでにこれらの燃料で運航していることを意味するものではないが、将来的な転換に向けた道筋を考慮した設計であることを示すものである。
船主が将来の燃料転換に備える中、アンモニア対応またはメタノール対応の船級を取得した船舶が複数発注・引き渡しされている。しかし、これらの燃料による運航への実際の転換は世界の船隊全体で依然として限られており、こうした船級記号の実質的な意義は、即時の燃料使用ではなく、主に将来の選択肢の確保にある。
Ship & Bunker News Team
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