ニュース株式Old NavyのCEO交代と業績見通し引き上げでGap株が24%急騰

Old NavyのCEO交代と業績見通し引き上げでGap株が24%急騰

著者: Economic Times Markets·

重要ポイント

  • Gap Inc.の株価は二つの発表を受け、最大24.1%上昇した。
  • Michael Francisが、Gap最大のブランドであるOld Navyの最高経営責任者(CEO)に任命された。
  • 1994年創業のOld Navyは、低価格アパレル市場における価格競争の激化を背景に、同一店舗売上の減少に直面している。
  • Gap Inc.は経営体制の変更と併せて、年間利益見通しを引き上げた。
  • 投資家は、新経営体制が今後の四半期報告でOld Navyの売上減少を反転できるかどうかを注視していく。
Old NavyのCEO交代と業績見通し引き上げでGap株が24%急騰

Gap Inc.の株価は、同社がOld Navyブランドの最高経営責任者(CEO)にMichael Francisを任命し、年間利益見通しを引き上げたことを受けて、最大24.1%上昇した。

この人事は、同社最大のブランドであるOld Navyが同一店舗売上(comparable sales)の減少に苦戦する一方、他のブランドが勢いを増す中で発表された。投資家はこの発表を受け、苦境にある同ブランドの立て直しに賭けた。

Old Navyは、Gap、Banana Republic、Athletaも含むGap Inc.のブランドポートフォリオの中で最大規模を誇る。1994年に創業したOld Navyは、長年にわたりファミリー向けの低価格アパレルに注力し、同社の主要な収益源として機能してきた。近年、低価格アパレル市場における競争が激化し、低価格帯を強みとする競合や大型量販店がファミリー向け衣料品で激しい価格競争を展開する中、同ブランドは不安定な業績に直面してきた。

Old Navyの新CEO任命と業績見通しの引き上げという二つの発表が、株価の急騰を促した。大手小売ブランドにおける経営陣の変更は戦略的方向性を示すシグナルとして投資家から注視されることが多く、CEOの登用と利益見通しの引き上げが重なったことで、Gap Inc.が最大ブランドの安定化に向けて信頼できる道筋を見ているという市場の見方を強めた。Gap Inc.はサンフランシスコに本社を置き、ニューヨーク証券取引所にティッカーシンボル「GPS」で上場している。

今後、投資家は、新経営体制の下でOld Navyの同一店舗売上の減少を今後の四半期報告で反転できるかどうか、また、低価格アパレル市場の競争が続く中で引き上げられた利益見通しが維持されるかどうかに注目していく。

出典:Economic Times Markets