インドのフィンテック企業、NPCIのUPIメタ・デフォルトアプリ計画が競争を損なう恐れがあると警告
重要ポイント
- •インドのフィンテック企業7社が連名で、NPCIが提案するUPIメタプロトコルへの異議を文書で提出した。
- •各社は同フレームワークがユーザーを単一のデフォルト決済アプリに固定化し、競争とイノベーションを損なう可能性があると警告している。
- •PhonePe、Google Pay、Paytmなどの主要サードパーティアプリは現在、共有するUPI決済基盤上でユーザー獲得を競争している。
- •各社はNPCIに対し、フレームワークを推進する前に業界ステークホルダーとのより広範な協議を行うよう求めている。
- •UPIは毎月数十億件の取引を処理しており、インドの小売デジタル決済インフラの基盤となっている。

インドのフィンテック企業7社が、インド決済公社(NPCI)が提案するUPIメタプロトコルへの懸念を示す文書を提出した。エコノミック・タイムズが報じたところによると、各社は提案されたフレームワークが顧客を単一のデフォルト決済アプリに固定化するリスクがあると指摘した。
各社は、こうした変更がインドのデジタル決済エコシステム全体の競争とイノベーションに悪影響を及ぼす可能性があると主張した。現在、PhonePe、Google Pay、Paytmなどのサードパーティアプリが共有するUPI基盤上でユーザーの獲得を競い合っている。
各社はNPCIに対し、フレームワークの導入を進める前により広範な協議を行うよう求めた。現在のUPI決済フローにはこれほど大きな変更は必要ないとしている。
NPCIは、インドの参加アプリを通じて銀行間の即時送金を可能にする統合決済インターフェース、通称UPIを運営している。サードパーティのアプリケーションプロバイダーや決済企業は、このUPIアーキテクチャに依存してユーザーに決済およびP2P送金サービスを提供している。UPIはインドの小売デジタル決済の中核となっており、毎月数十億件の取引を処理している。そのため、アプリ選択や決済メカニズムに関する政策の変更は、フィンテック業界全体が注視する重要な課題となっている。