ニュース株式AIチップメーカーのEnflame、約9億ドル規模の上海IPOで9月2日を申込開始日に設定

AIチップメーカーのEnflame、約9億ドル規模の上海IPOで9月2日を申込開始日に設定

著者: Yahoo Finance·

重要ポイント

  • Tencent支援の中国AIチップ設計企業Enflame Technologyは、上海STAR Marketでの60億元(8億9,221万ドル)IPOに向け、9月2日に株式申込を開始する。
  • 募集は4,304万株の新株で、拡大後の発行済み株式総数の10%に相当し、価格協議は8月28日に始まる予定。
  • Enflameは、Moore Threads、MetaX、Biren Technologyと並ぶ中国の「4小GPUドラゴン」の最後の未上場企業となる。
  • 調達資金は、第5世代・第6世代AIチップの開発・商用化や、先進的なソフトウェアとハードウェアの協調革新プロジェクトに充てられる。
  • 中国本土のテクノロジーIPOは2023年以来で最も好調な年となる見通しだが、Unitree株の約45%下落がバブル懸念を強めている。
AIチップメーカーのEnflame、約9億ドル規模の上海IPOで9月2日を申込開始日に設定

AIチップメーカーのEnflame、約9億ドル規模の上海IPOで9月2日を申込開始日に設定

AIチップメーカーのEnflame、約9億ドル規模の上海IPOで9月2日を申込開始日に設定

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SHANGHAI, Aug 25 (Reuters) — 中国を代表するAIチップメーカーの一つであるEnflame Technologyは、上海のテクノロジー株中心のSTAR Marketで実施する60億元(8億9,221万ドル)の新規株式公開について、9月2日に株式申込を開始する。月曜日遅くに公表された規制当局への提出書類で明らかになった。

Tencent Holdingsというテクノロジー大手が支援する同社は、4,304万株の新株を発行する。これは、拡大後の発行済み株式総数である約4億3,000万株の10%に相当する。価格に関する予備協議は8月28日に始まる予定だという。

今回の募集総額のうち、861万株は戦略投資家に割り当てられ、2,754万株と689万株がそれぞれ機関投資家向けおよび個人投資家向けに振り向けられる。

2018年に設立され上海に本社を置くEnflameは、Moore Threads、MetaX、Biren Technologyと並び、中国の「4小GPUドラゴン」の一角を占める。ほかの3社はいずれも過去1年で上場しており、半導体企業への世界的な熱気の波に乗った。

Enflameは、このIPOで調達した資金を第5世代および第6世代AIチップの開発・商用化、ならびに高度なAIソフトウェアとハードウェアの協調革新プロジェクトに充てる計画だ。

中国本土のテクノロジーIPOは、米中対立の中で技術自立を進める北京が、チップや人工知能関連企業の上場を後押ししていることから、2023年以来で最も好調な年となる見通しだ。米国の輸出規制により中国企業のNvidia最先端AIチップへのアクセスは制限され、国内代替品への需要も高まっている。

ただ、中国で最も知られるヒューマノイドロボットメーカー、Unitreeの株価は、上海上場初日に5倍超へ急騰した後、その後約45%下落しており、バブルリスクやAI・ロボティクスへの期待がファンダメンタルズを上回っているのではないかという懸念が生じている。

CITIC SecuritiesがEnflame案件の主幹事を務め、Guotai Haitong SecuritiesとGF Securitiesが共同主幹事となる。提出書類では、株式の取引開始日には触れていない。

(1ドル=6.7249中国人民元)

(Shanghai Newsroom報道、Muralikumar Anantharaman編集)

Source: Reuters via Yahoo Finance