Ditaş、DH Shipbuildingのスエズマックス2隻と関連付けられる
重要ポイント
- •DH ShipbuildingはKRW271.3bnの契約を開示したが、顧客名は明かさなかった。
- •船舶仲介業者と市場関係者は、買い手をDitaşのTüpraş海運部門と特定しているが、Ditaşは確認していない。
- •2隻は2029年末までに引き渡し予定で、Ditaşのスエズマックス船隊は4隻に倍増する。
- •Ditaşは現在17隻のタンカーを保有し、スエズマックスではT SadberkとT Semahatを運航している。
- •今回の受注は、DH Shipbuildingの2026年受注額を約KRW2.25trn、17隻まで押し上げた。

トルコのタンカー船主Ditaşが、韓国のDH Shipbuildingでスエズマックス船2隻を発注したとみられており、約10年ぶりに同セグメントへ動いたことになる。
DHは月曜日にKRW271.3bn(1億9,600万ドル)の契約を開示したが、顧客は欧州の新規船主としか明らかにしなかった。その後、船舶仲介業者や市場関係者は、この発注の背後にある企業としてTüpraşの海運部門を挙げている。Ditaşはこの契約を公に確認していない。
2隻の157,000 dwt船は2029年末までの引き渡し予定で、1隻あたり約9,800万ドルの契約額となる。これにより、Ditaşのスエズマックス船隊は4隻に倍増し、すでに複数セグメントにまたがる保有船隊に加わることになる。
イスタンブールに本拠を置く同社は現在、2017年建造、157,453 dwtの姉妹船T SadberkとT Semahatを同セグメントで保有しており、保有タンカー17隻の一部を占めている。
Ditaşは他分野でも船腹を積み増している。同社は、114,800 dwtのアフラマックス新造船T Rivaを購入したとみられており、同船は今年後半にDalianのCSSC系ヤードから引き渡される予定で、再販取引の価格は約9,000万ドルと報じられている。昨年には2020年建造のMRタンカーT Kilyosを4,000万ドル超で追加した。
また、同社はKoç傘下のRMK Marineで12,000 dwtのケミカルタンカー2隻を建造中だ。シリーズ1隻目のT Floryaは4月に進水した。
今回の2隻は、DH Shipbuildingの2026年受注を過去最高の17隻、約KRW2.25trnに押し上げるのに寄与した。Haenamの造船所は現在36隻を受注しており、2029年末までの建造枠が埋まっているため、新規受注はより満杯の引き渡しスケジュールの中で積み上がっている。