ニュース暗号資産「XRPが100ドル」?Ripple元CTOが象徴的なTシャツに隠された意外な経緯を明かす

「XRPが100ドル」?Ripple元CTOが象徴的なTシャツに隠された意外な経緯を明かす

著者: CryptoNewsNet·

重要ポイント

  • •このTシャツは、XRP Ledgerが毎秒100トランザクションに到達したことを記念してデザインされた。
  • •Tシャツの発注時のXRP価格は約0.30ドルで、到着時には約1ドルだった。
  • •Tシャツの納品時期を背景に、「100」という数字はXRPの価格への言及だと広く解釈された。
  • •XRPLのテストは2015年2月の80TPSから、2015年10月には525TPS、翌年には1,100TPSへと進歩した。
  • •2017年7月に1,500TPSでの稼働が実証されており、Tシャツが示すマイルストーンの約15倍に相当する。
「XRPが100ドル」?Ripple元CTOが象徴的なTシャツに隠された意外な経緯を明かす

Rippleの元CTOであるDavid Schwartz氏が、Rippleの年次カンファレンス「Swell」で着用した象徴的なXRPテーマのTシャツにまつわる意外な経緯を明らかにした。XRP Ledgerにおける技術的マイルストーンが、この資産の歴史における記憶に残る価格の場面と結び付くことになった経緯だ。

XRP Ledger(XRPL)の当初のアーキテクトの一人であるSchwartz氏は、数字の100を指す速度計のような意匠が施されたTシャツを着用している姿が目撃された。このデザインはXRPコミュニティのメンバーの好奇心をすぐに呼び、この数字が何を意味するのかが話題となった。速度計のモチーフ自体が、ブロックチェーンネットワークがどれだけの処理量をこなせるかを測る指標であるスループット(1秒あたりのトランザクション数)を示している。

この疑問はXで浮上した。ユーザーの@unknowDLT氏が、ツイートに添付された画像に映るTシャツの由来についてSchwartz氏に質問したのだ。「この際、あなたが着ているそのTシャツの意味をはっきり説明してもらえますか?」と同氏は尋ねた。

@unknowDLT It was created to commemorate XRPL hitting 100 TPS. When we commissioned it, $XRP was around 30 cents. By the time we got it, $XRP was $1. So everyone thought that's what $XRP at 100 meant and we just went with it. — David 'JoelKatz' Schwartz (@JoelKatz) October 30, 2026

Schwartz氏によると、このTシャツはもともとXRP Ledgerが毎秒100トランザクション(TPS)に到達したことを記念して作られたものだった。「Tシャツを発注した時点で、$XRPは30セント前後でした。届いた頃には$XRPは1ドルになっていました」と同氏は説明した。

このタイミングにより、XRPコミュニティの一部のメンバーは、Tシャツの「100」はネットワークのトランザクション速度ではなく、XRPが1ドルの価格に到達したことを指していると受け取った。「だから皆、『XRPが100』とはそういう意味だと思って、そのままにしていたのです」とSchwartz氏は付け加えた。この混乱が定着したのは、どちらの解釈も同じ丸い数字にかかっているためだ。Ledgerの毎秒100トランザクションと、価格の100セントである。

XRP Ledgerのスループット向上

Xでの議論の中で、Ripple元CTOはTシャツが発注された正確な時期については明かさなかった。XRPは価格史上の複数の時点で30セント(0.30ドル)前後で取引されていたため、この投稿だけから時期を特定するのは難しい。XRP Ledgerのスループット年表をたどることが手がかりになるかもしれない。

2015年2月にパフォーマンステストが開始された時点で、XRP Ledgerは毎秒80トランザクションを維持していた。その後、改善の機会が見つかるたびに段階的な向上が重ねられた。

2015年3月から6月にかけて、XRP Ledgerは毎秒120〜490トランザクションを維持した。2015年10月には大幅なスループット向上により毎秒525トランザクションに到達し、翌年にはその数字がほぼ倍の毎秒1,100トランザクションとなった。

2017年7月には、XRP Ledgerが毎秒1,500トランザクションのスループットを維持できることが実証された。この水準は現在に至るまで維持されており、Tシャツがもともと記念していた100TPSのマイルストーンの約15倍に相当する。