ニュース株式ダーデン・レストランツ株、決算発表後に下落——オリーブガーデンの成長減速が重しに

ダーデン・レストランツ株、決算発表後に下落——オリーブガーデンの成長減速が重しに

著者: Coincentral·

重要ポイント

  • •ダーデンの2027会計年度第1四半期の純利益は約9%減の2億3,430万ドルとなり、食品・飲料・人件費の上昇により営業費用は7%増の28億8,000万ドルに達した。
  • •調整後1株利益2.05ドルと売上高32億ドルはいずれもアナリスト予想と一致し、利益減少の要因は需要減退ではなくコスト圧力だったことを示している。
  • •オリーブガーデンの既存店売上高の伸びは前四半期の2.4%増から1.1%増に減速した一方、ロングホーン・ステーキハウスは6%増、全社の既存店売上高は3.1%増となった。
  • •ダーデンは継続事業からの1株利益11.10〜11.35ドルという2027会計年度ガイダンスを再確認し、アナリストらはこれが株価1.4%下落の可能的な理由として挙げている。
  • •投資・配当・自社株買いを支える強固なフリーキャッシュフローを有する一方、比較的高い負債水準により、食材コストや消費支出パターンがさらに変化した場合の柔軟性が制約される可能性がある。
ダーデン・レストランツ株、決算発表後に下落——オリーブガーデンの成長減速が重しに

ダーデン・レストランツ(NYSE:DRI)の株価は木曜日、1.4%下落して211.42ドルとなった。オリーブガーデンとロングホーン・ステーキハウスを傘下に持つ同社が、2027会計年度第1四半期の純利益が前年同期比で減少したと発表したことが背景。同社は圧迫要因として、主に食品・飲料・人件費の上昇を挙げている。

純利益は約9%減の2億3,430万ドルとなり、前年同期の2億5,790万ドルから減少した。調整後1株利益は2.05ドル、売上高は32億ドルで、いずれもアナリスト予想と一致。売上高が予想通りだったにもかかわらず利益が減少したことは、需要の減速ではなくコスト上昇が四半期業績を左右したことを浮き彫りにしている。

営業費用は7%増の28億8,000万ドルに達した。ダーデンは、食品・飲料・人件費の高騰が増加の主な要因だと説明している。

リック・カルデナス最高経営責任者(CEO)は今四半期を2027会計年度の「堅実なスタート評し、ダーデンの全ブランドで既存店売上高がプラス成長となったことを強調した。

オリーブガーデンの成長が減速

オリーブガーデンはダーデンの最大ブランドであり続けているが、四半期中に既存店売上高の伸びが鈍化した。既存店売上高——営業1年以上の店舗の成長を測る飲食業界で広く使われる指標——は1.1%増となり、5月31日終了の第4四半期の2.4%増から減速した。

この減速が重要なのは、オリーブガーデンがダーデンの全社業績に占める比重の大きさゆえだ。ポートフォリオ最大のチェーンとして、その業績は全社数値に大きく影響する。一方、ロングホーン・ステーキハウスは堅調で、四半期の既存店売上高は6%増加した。

全社では既存店売上高が3.1%増となり、アナリスト予想の3.3%増をわずかに下回った。

2027会計年度ガイダンスを再確認

ダーデンは2027会計年度の見通しを再確認し、継続事業からの1株利益を11.10〜11.35ドルと引き続き見込んでいる。経営陣は四半期決算を受けてガイダンスを引き上げず、報告数値が概ね予想通りだったにもかかわらず、投資家には上方修正の上振れがもたらされなかった。

アナリストらは、報告された四半期数値の大幅な未達ではなく、据え置かれたガイダンスが株価下落の可能的な理由として挙げている。売上高と既存店売上高はいずれも期間中、概ね予想の範囲内だった。

通年予想が維持された中で、今後の四半期決算は、食品・人件費の圧力が和らぐか、そしてオリーブガーデンの既存店売上高の伸びが年初の勢いを取り戻すかどうかを占うものとなる。いずれも2027会計年度のコストと売上の軌道に直結する要素だ。

フリーキャッシュフローはダーデンの重要な財務上の強みであり続けており、レストランへの投資、配当支払い、自社株買いを支えている。一方で、同社は比較的高い負債を抱えており、牛肉価格などの食材コストが上昇し続けたり、消費支出パターンがさらに変化したりした場合には、対応余地が制約される可能性がある。

ダーデン株は年初来で18.84%上昇している。平均出来高は約129万株、時価総額は242億5,000万ドルとなっている。

出典: CoinCentral