暗号資産の恐怖・貪欲指数が62に上昇、「貪欲」ゾーンに突入
重要ポイント
- •暗号資産の恐怖・貪欲指数は前日の46から62に上昇した。
- •この数値により、指数は「中立」から「貪欲」のレンジへ移行した。
- •Alternative.meは、価格モメンタム、ボラティリティ、出来高、ソーシャルセンチメントのデータを用いて同指数を公表している。
- •指数が「極端な貪欲」に達するには76を超えるスコアが必要となる。
- •今後のセンチメントは、ビットコインの価格動向、ETFの資金流入、機関投資家の需要、マクロ経済の展開に左右される可能性がある。

暗号資産の恐怖・貪欲指数(Fear and Greed Index)は62に上昇し、「貪欲(Greed)」を示した。
同指数は前日の46から上昇した。
この急激な変動は、暗号資産投資家の間で市場センチメントが改善していることを示している。暗号資産の恐怖・貪欲指数は62まで上昇し、わずか1日前に46を記録した後、「貪欲」ゾーンへと移行した。
今回の上昇は、投資家がデジタル資産の短期的な見通しに対してより楽観的になるなかで、市場センチメントが顕著に改善したことを反映している。暗号資産データプラットフォームのAlternative.meが公表する同指数は、暗号資産市場を動かす感情を測る指標として広く注目されている。同指数は、価格モメンタム、ボラティリティ、市場出来高、そしてソーシャルメディアの活動や検索トレンドデータなどの情報源から得られるソーシャルセンチメントといった要素を組み合わせ、0から100の尺度で日々のセンチメントを評価している。
同指数のバンド構造は、最新の数値を次のように位置づける。0–24は「極端な恐怖」、25–44は「恐怖」、45–55は「中立」、56–75は「貪欲」、76–100は「極端な貪欲」にそれぞれ対応する。したがって、46からの上昇により、指数は「中立」の領域を抜けて「貪欲」バンドの下半分に入ったが、依然として「極端な貪欲」のしきい値である76を大きく下回っている。
50を超える数値は一般的に投資家の信頼感の高まりを示し、さらに高い水準はリスク選好の強まりを示唆することがある。
市場センチメントの改善
46から62への移動は、短期間におけるセンチメントの大幅な変化を物語っている。
歴史的に、暗号資産の恐怖・貪欲指数の上昇は買い意欲が強まる時期と重なることが多かったが、楽観論が高まり市場が過熱した場合には、短期的な利益確定売りのリスクを高める可能性もある。
一部の市場参加者は、同指数を極値において逆張りの指標としても読んでおり、「極端な恐怖」の数値を過度な悲観主義の潜在的なサイン、「極端な貪欲」の数値を過熱の潜在的な兆候ととらえている。62にある現在、指数は全体レンジの中間部に位置しており、こうした極値と一般的に結びつけられる水準には達していない。
投資家は同指数を単独のトレーディングシグナルとして頼るのではなく、テクニカル指標やオンチェーン指標と併用することが多い。
JUST IN: Crypto Fear & Greed Index jumps to 62 ("Greed"), up sharply from 46 yesterday. pic.twitter.com/RDtRAnWscS — Cointelegraph (@Cointelegraph) August 20, 2026
JUST IN: Crypto Fear & Greed Index jumps to 62 ("Greed"), up sharply from 46 yesterday. pic.twitter.com/RDtRAnWscS
投資家はモメンタムを注視
暗号資産の恐怖・貪欲指数の最新の数値は、より慎重な局面を経て、暗号資産市場に信頼感が戻ったことを示唆している。
ポジティブなセンチメントが持続するかどうかは、ビットコインの価格動向、ETFの資金流入、機関投資家の需要、そしてより広範なマクロ経済の展開などの要因に左右される可能性が高い。指数自体のしきい値も、センチメントの変化に伴う参照ポイントとして機能する。「極端な貪欲」に達するには76を超える数値が必要であり、56を下回って戻れば「中立」への復帰を意味する。トレーダーは、現在のトレンドが展開するなかで、市場心理のさらなる変化を捉えるため同指数を注視し続けるだろう。