ClassNK、コンテナ船向け「追加防火措置のガイドライン」Edition 2.0を公表
重要ポイント
- •ClassNKは、コンテナ船向け追加防火措置のガイドラインEdition 2.0を公表した。
- •改訂には、就航船での運航経験、業界関係者からのフィードバック、IMOでの議論が反映されている。
- •新たな例として、ラッシングブリッジの消火栓や、天井甲板貨物区域での早期検知向け映像監視システムが追加された。
- •今回の更新では機器仕様も見直され、必要カメラ台数は8台から2台に削減された。
- •ClassNKは、ガイドラインと関連ノーテーションが船主の防火安全向上と対外的な実証に役立つとしている。

ClassNKは、Guidelines for Additional Fire-fighting Measures for Container Carrier (Edition 2.0) を公表した。同ガイドラインは、国際条約および規則の義務要件を超えてコンテナ船に導入される追加の防火措置を評価するための基準を示している。Edition 2.0 には、就航船から得られた運航経験と最新の国際的動向が反映されている。ガイドラインに従うことで、船主および運航者は実務的かつ効果的な方法で防火安全を高めることができ、対応するノーテーションによって、そのような措置の実施を外部の利害関係者に示すことが可能になる。
近年、コンテナ船の貨物特性や積付方法はより多様化しており、既存の義務要件を超える防火安全対策の必要性が高まっている。この改訂は、技術的な更新にとどまらず、船上の実務を変化する運航条件や業界での議論に整合させる意味も持つ。追加防火措置の評価を支援し、対外的な認知を容易にするため、ClassNKは2023年4月にこのガイドラインを初めて公表した。今回Edition 2.0として発行された最新版は、船主および造船所からのフィードバック、IMOでの議論、ならびに船の運航条件を反映して改訂されている。
改訂例
- ラッシングブリッジで迅速な消火活動を行うための消火栓の設置を追加。
- 天井甲板の貨物区域における早期火災検知のための映像監視システムに関する措置を追加。
- 船の運航条件と費用対効果を考慮し、機器仕様と必要数量をより合理的な内容に改訂。例えば、必要カメラ台数を8台から2台に削減し、携帯型赤外線サーモグラフィカメラの消防活動および火災巡視での使用目的を明確化した。
ClassNKは、海上輸送の安全性向上をさらに支援するため、今後も適切なガイドラインの策定と認証サービスの提供に取り組むとしている。
ガイドラインの入手方法
ガイドラインは、登録後にClassNKウェブサイトのMy Page内「Guidelines」からダウンロードできる。
Source: ClassNK