ニュース株式Citadel、Leopold Aschenbrenner氏のSituational Awarenessから取得したポジションの80%超を解消

Citadel、Leopold Aschenbrenner氏のSituational Awarenessから取得したポジションの80%超を解消

著者: Economic Times Markets·

重要ポイント

  • Economic Times Marketsの2026年8月21日付報道によると、CitadelはLeopold Aschenbrenner氏のヘッジファンド「Situational Awareness」から取得したポジションの80%超を売却した。
  • この売却は、総額40億ドル超にのぼる100件近いブロックトレードを通じて実行された。
  • 売却はSituational Awarenessのテクノロジー株保有が大幅な損失を被ったことを受けたものであり、Citadelが当初引き受けたポジションはすでに売却された額よりも大きかった。
  • Situational Awarenessは、元OpenAI研究員で2024年6月の論文『Situational Awareness: The Decade Ahead』で知られるLeopold Aschenbrenner氏が設立した、AI特化のヘッジファンドである。
  • 報道では、まだ売却されていない残りのポジションの扱いには言及されていない。
Citadel、Leopold Aschenbrenner氏のSituational Awarenessから取得したポジションの80%超を解消

Economic Times Marketsが2026年8月21日付(2026年8月22日 午前0時41分 IST)で報じたところによると、Ken Griffin氏率いるCitadelは、Leopold Aschenbrenner氏の「Situational Awareness」から取得したポジションの80%超を売却した。

この解消(アンワインド)は、総額40億ドル超にのぼる100件近いブロックトレードを通じて実行された。売却は、Situational Awarenessのテクノロジー株保有ポジションが大幅な損失を被ったことを受けたものだった。すでに売却された80%超の分だけで40億ドル超の取引に相当するため、Citadelが当初引き受けたポジションはさらに大きな規模だったことになる。この件は、この規模の持分にブロックトレードが用いられる理由も示している。単一の交渉取引であれば、売り手は合意された価格で集中したポジションを手じまいし、株式とその再販リスクを買い手に移転できる。その後の再販を約100件の個別取引に分けたことは、市場を大きく動かす単一の注文ではなく、多くの小口実行に売却を分散させるこの分配プロセスと整合的である。

Situational Awarenessは、元OpenAI研究員で、2024年6月の論文『Situational Awareness: The Decade Ahead』で広く知られるLeopold Aschenbrenner氏が設立した、AIに特化したヘッジファンドである。同論文で同氏は、変革的なAIが今後10年以内に到来する可能性があると論じ、米国におけるコンピュート(計算基盤)およびAIインフラへの大規模な投資と、より強固な国家安全保障態勢の構築を訴えた。同ファンドのテクノロジー株保有は、まさにこのテーゼの中核をなすセクターに位置している。1990年にKen Griffin氏が設立したCitadelは世界最大級のヘッジファンドであり、この種の数十億ドル規模のブロックの引き受けは、一般に最大手のマルチストラテジー事業者が持つバランスシートの規模を必要とするコミットメントである。

ブロックトレードとは、当事者間で合意された価格で執行される大口の相対交渉による証券取引であり、通常は取引所の公開注文簿の外で処理される。こうした取引は投資銀行を通じて手配されることが多く、大口ポジションの保有と再販の対価として、時価を下回るディスカウント価格で付けられることも多い。

報道では、まだ売却されていない残りのポジションがどのように扱われるかには言及されていない。

出典:Economic Times Markets