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AIと雇用:ここまでは概ね順調

著者: Marginal Revolution·

重要ポイント

  • 国勢調査局の企業調査におけるAI導入率は、2023年9月の3.7%から2025年末には約10%へ、さらに2025年11月の質問拡張後は約18%へ上昇した。
  • 最新の補足調査では、95.7%の企業がAIによって総雇用は変化しなかったと答え、2.3%が増加、2.0%が減少と回答した。
  • AIを使う企業の44%は、AIが既存従業員の仕事を補完したと答え、少数は既存業務の代替や新しい業務の発生を報告した。
  • 生成AIの主な用途は文書やメールの作成・編集で、次いで情報検索、文書要約だった。
  • 多くの導入企業はAI利用のために業務変更を行っておらず、AIスキルを持つ人材の採用やワークフロー変更も限定的だった。
AIと雇用:ここまでは概ね順調

2023年9月、国勢調査局は Business Trends and Outlook Survey にAIに関する質問を追加した。国勢調査局は、過去2週間に財・サービスの生産のためにAIを使ったかどうかを、数十万社に尋ねた。当時は3.7%が「はい」と答えたが、2025年末までには約10%に達した。2025年11月には、質問をあらゆる事業機能でのAI利用にまで広げたため、測定上の導入率は約18%に跳ね上がった。

同局はこれまでに2回、重要な質問をしている。

過去6か月で、人工知能の利用はこの事業の総雇用にどのような影響を与えましたか?

2023年12月から2024年2月にかけて、約5%の企業がAIを使っていた時点では、回答は「増加した」2.8%、「減少した」2.6%、「変化なし」94.6%だった。2年後の2025年11月~2026年2月の補足調査では、「増加した」2.3%、「減少した」2.0%、「変化なし」95.7%だった。結果は企業規模別でもほぼ同様だった。

より動きがあったと報告する部門もあった。情報部門だけは、「変化なし」が92%未満だった。しかし全体では、ほとんどの企業が「変化なし」と答えており、変化があったとする企業でも、雇用の増加と減少にほぼ均等に分かれていた。これは重要だ。国勢調査局の指標は非常に大きな企業サンプルに基づいており、個別企業の逸話ではなく、導入が報告上の人員判断にどう現れているかを広く示すからである。

補足調査では、業務内容についても尋ねている。AIを使っている企業のうち、44%は「すでに従業員が行っている仕事を補完または強化した」と答えた。10%は「従業員が以前行っていた仕事を実行した」と答えた。11%は「これまで誰も行っていなかった仕事を生み出した」と答えた。

生成AIを使っている企業では、85%が文書やメールの作成・編集を最大の用途として挙げ、半数が情報検索、45%が文書要約、13%がコーディングを挙げた。導入企業の64%はAIを使うために業務上なにも変更しなかったと答え、15%は既存従業員を訓練し、別の15%は新しいワークフローを構築し、AIスキルを持つ人を採用したのは1%強にすぎなかった。

AIが一部の従業員の業務を代替している企業では、代替の度合いが高まっている。「多くの」業務をAIが引き継いだと報告する割合は2.4%から7.1%へ、「中程度の数」とする割合は13%から22%へ上昇した。ただし、この समूहはまだ小さい。AI導入企業の約1割にすぎず、その導入企業自体も全企業の約5分の1にとどまる。

ここでは企業加重の推計を示したが、雇用加重でも実質的に同じ結果になる。したがって、非常に大きなサンプルから異例に直接的な証拠が得られており、AIを使う企業の圧倒的多数は、まだ総雇用への影響を報告していないことを示している。これは、Tyler と私が OpenAI での講演で述べたことと非常によく一致している。

この投稿の作成には Fable と ChatGPT Sol を使用した。

この投稿 AI and Employment: So Far, So Good は Marginal REVOLUTION に最初に掲載された。