JefferiesとNuvamaが慎重姿勢を示す中、BSE株は5セッション続落後に2%反発
重要ポイント
- •BSE株は8月19日、5セッション続落の後に2%上昇した。
- •NuvamaはBSEを格下げし、目標株価を3,240ルピーに引き下げた。
- •JefferiesもBSEを格下げし、目標株価を2,940ルピーに引き下げた。
- •両証券会社は、Closing Auction Session、RBIの銀行保証規定、市場シェア獲得の限界をFY27の主要な逆風として挙げた。

JefferiesとNuvamaが慎重姿勢を示す中、BSE株は5セッション続落後に2%反発
BSE Ltdの株式は8月19日、5セッション連続の下落から回復して2%反発した。ただし、同株は証券会社のNuvamaとJefferiesによるダブル格下げという新たな圧力に引き続き直面しており、両社は慎重姿勢を示し、FY27に向けた複数の逆風を指摘した。
両証券会社は共通の懸念材料を挙げた。すなわち、Closing Auction Session(CAS、終値競売セッション)に起因する逆風、インド準備銀行(RBI)の銀行保証規定、そしてさらなる市場シェア獲得の余地が限られていることである。NuvamaはBSE株の目標株価を3,240ルピーに引き下げ、Jefferiesは目標株価を2,940ルピーに下方修正した。
両社が指摘した問題は、取引所の収益構造に直結するものである。Closing Auction Sessionは、市場規制当局であるインド証券取引委員会(SEBI)が取引所に導入を指示した終盤の価格発見メカニズムであり、これにより終値は通常の継続取引ではなく、取引終了時の競売を通じて決定される。一方、銀行保証は、取引参加者が証拠金要件を満たすために取引所およびその清算機関に差し入れる担保の一形態であり、RBIによる関連規定の変更は、インドの取引エコシステムの基盤部分に影響を及ぼす。BSEのような取引所は自社プラットフォーム上の取引活動から収益を得ているため、市場の取引方法の変化、そしてそのフローのうちどれだけがBSEに流れてくるかは、両社がモデル化している収益項目に直接的に反映される。
NuvamaによるBSE株の見方
Nuvamaは同株を格下げし、目標株価を3,240ルピーに引き下げた。同社のより慎重な姿勢は、Closing Auction Session関連の逆風、RBIの銀行保証規定、そしてFY27に向けてさらなる市場シェア獲得の余地が限られているという同社の見方を反映したものである。
JefferiesによるBSEの見方
JefferiesもBSEを格下げし、目標株価を2,940ルピーに引き下げた。同社は同様の圧力を指摘し、Closing Auction Session、RBIの銀行保証規定、そして市場シェア拡大の余地の限界を、FY27において取引所が直面する複数の逆風として挙げた。
BSE株のパフォーマンス
2%の反発は5セッション続落の後に実現したもので、この間、同株は格下げを受けて圧力にさらされていた。BSE Ltdは旧称ボンベイ証券取引所(Bombay Stock Exchange)として知られ、1875年に設立されたアジア最古の証券取引所であり、ベンチマーク指数であるS&P BSE Sensexを運営している。同社は2023年2月に自らも市場デビューを果たし、その株式は競合する国立証券取引所(NSE)に上場されている。同社はインドの株式取引事業においてNSEと競合している。この競争関係こそが市場シェア懸念の背景にある。NSEはインドで支配的な取引所であり、そこからより大きな取引量のシェアを獲得し続けるBSEの能力が成長のレバーとなるが、両証券会社は現在、その余地が限られているとみている。
FY27という時間軸は、両社が単一の四半期ではなく今後の会計年度にわたって高まると予想する圧力を示している。それゆえ、終値競売メカニズムの導入状況、RBIの銀行保証規定の最終的な姿、そしてNSEに対するBSEの取引量シェアが、今後注視すべき重要な指標となる。
元の報道: Economic Times Markets