BNY Mellonが24時間365日の米国債決済システムを計画、RippleのRLUSDに注目集まる
重要ポイント
- •BNY Mellonは今後数年で、米国債取引向けの24時間365日の決済機能を開発する計画だ。
- •提案されているシステムは、従来型の米国債取引とトークン化された米国債商品の双方を対象とする。
- •米国債は世界的に、ベンチマーク、担保、流動性手段として広く利用されている。
- •ステーブルコインがトークン化市場で現金決済の構成要素となる可能性があるため、Rippleの$RLUSDに注目が集まっている。
- •金融機関は、政府証券などの現実資産のトークン化を引き続き模索している。

Rippleのステーブルコイン$RLUSDは、BNY Mellonが米国債市場向けに24時間365日の決済システムを開発する計画を示したことを受け、改めて注目を集めている。
この銀行大手は、今後数年で従来型の米国債取引とトークン化された米国債取引の双方について、常時決済を支援することを目指している。この取り組みにより、決済の利用可能時間は従来の市場運営時間を超えて拡大し、米国債商品のトークン化版も対象に含まれることになる。
米国債は世界の金融市場で最も広く利用されている資産の一つであり、各市場でベンチマーク、担保、流動性手段として機能している。トークン化された米国債商品がブロックチェーン基盤のレールへ移行する中、決済インフラを継続的に稼働できるよう拡張することは、従来の銀行営業時間外にも取引が発生し得るため、特に重要性を増す可能性がある。
BNY Mellonの計画は、ブロックチェーン上の支払いおよび決済活動向けに設計されたRippleの$RLUSDのようなステーブルコインにも追加的な焦点を当てている。トークン化市場では、ステーブルコインは政府証券を含む現実資産のデジタル表現を伴う取引を決済する際の潜在的な現金側の手段としてしばしば議論されている。
この動きは、大手金融機関が政府証券などの現実資産をブロックチェーン基盤のシステム上で表現するプロセスであるトークン化の探求を続ける中で生じている。今後の焦点は、従来型の決済プロバイダー、規制下のステーブルコイン発行体、トークン化資産プラットフォームが、機関投資家による採用の進展に伴い、どのように各システムを接続していくかにある。