Bittensorが13%上昇しブレイクアウト — TAOは276ドルを維持できるか?
重要ポイント
- •$TAOは24時間で13%超上昇し、時価総額で約5%上昇した暗号資産市場を上回るパフォーマンスを示した。
- •アナリストは、$TAOがBitcoinに対する蓄積レンジに長期間とどまっていたことを背景に、日足の強気MACDクロスを挙げて360〜380ドルの目標を提示している。
- •$TAOは270ドルの逆ヘッドアンドショルダーズのネックラインを突破しており、価格が276ドルを維持する限りブレイクアウトは維持される。
- •デリバティブのポジショニングは強気で、累積ロング清算レバレッジは1,900万ドルに対しショートは200万ドル、資金調達率はプラスの0.0066%。
- •RSIは70に達し時間足で弱気ダイバージェンスが出現して買われすぎを示す一方、380ドルに向かう途上では320ドルの100万ドル規模のショート注文が目先の障壁となる可能性がある。

Bittensor($TAO)はこの24時間で13%超上昇し、重要な構造レベルを上抜けた。この上昇は、時価総額ベースで約5%の上昇にとどまった暗号資産市場全体を上回るものだ。
時価総額上位100の暗号資産のうち、AI関連トークンが日次上昇率をリードしたが、分散型機械学習ネットワークBittensorのネイティブトークンである$TAOは、これまで大きく動いていなかった。他の複数のアルトコインがすでに上昇を始めるなか、$TAOのラリーは今後数週間に到来すると見込まれていた。
$TAOの価格予測 — 380ドルの目標は射程圏内か?
暗号資産アナリストによれば、Bittensorは底値から動いていない一方で、一部のアルトコインはすでに上昇しており、$TAOが強いブレイクアウトに向かっている可能性を示唆するパターンだという。この結論は、$TAOがBitcoin(BTC)に対する蓄積レンジに長期間とどまっていたことに基づいている。
アナリストは今後数週間でのブレイクアウトと、360〜380ドルの目標レンジ予想している。日足チャートでは強気のクロス後にMACDがグリーンに転じ、この見方をテクニカル面から裏付けている。約255ドルの価格水準の時点で、目標までは35%超の上昇余地があった。
この見通しと一致する形で、$TAOは270ドルにあった逆ヘッドアンドショルダーズのネックラインを突破しており、トークンが目標に向かって推移していることを示している。
デリバティブデータからも買い圧力が見て取れる。Aggregated Funding Rateは0.0066%でグリーンに転じており、ロング筋がポジションを維持するためにショート筋へプレミアムを支払っていることを意味する。
一方、警戒シグナルも残る。RSI Divergenceは時間足チャートですでに弱気シグナルを出しており、執筆時点でのRSIは70に達し、買われすぎの状態を示している。これはブレイクアウト後の短期的な価格調整を示唆する構図だ。
ブレイクアウトが維持される可能性が高い理由
短期的な調整リスクはあるものの、このブレイクアウトは持続する可能性がある。アナリストの見解に加え、$TAOのラリーは進行中のアルトコインローテーションにおけるベータ主導のモメンタムにも支えられている。
ポジショニングデータも強気の傾向を裏付ける。Cumulative Long Liquidation Leverageは1,900万ドルに達し、ショートは合計200万ドルにとどまっており、トレーダーが現在価格を下回る水準で購入したレバレッジ付きポジションのほうが、280ドル付近以上で売却された量を上回っていることを示している。
最大のロング注文は235ドルに149万ドル規模で置かれ、最大のショート注文は320ドルに100万ドル規模で存在する。価格が380ドルに向かうなか、320ドルの水準は障壁となる可能性がある。
したがって、価格が276ドルを下回らない限りブレイクアウトは維持される。276ドル割れはロング清算の連を引き起こし、下落リスクを拡大させる可能性がある。RSIが買われすぎを示すなか、320ドルのショートクラスターと276ドルのブレイクアウトラインは、$TAOの上昇がアナリストの360〜380ドルレンジへ伸びるか、一旦足踏みするかを見極めるための目先の指標となっている。
まとめ
Bittensorは24時間で13%超上昇し、$TAOの価格動向は276ドルの重要レベルを上抜けた。清算レバレッジの合計はロング1,900万ドルに対しショート200万ドルを示し、トレーダーのポジショニングには強気のバイアスが反映されている。
出典: AmbCrypto