ニュース株式8月のIPOの90%が不安定なインド市場を上回り、上場後最大72%のリターンを記録

8月のIPOの90%が不安定なインド市場を上回り、上場後最大72%のリターンを記録

著者: Economic Times Markets·

重要ポイント

  • 8月にインドの取引所に上場したIPOの約90%が、発行価格を上回る水準で取引が続いている。
  • Tempsens Instrumentsが最高のパフォーマンスを示し、初取引日に価値が倍増した。
  • 8月上場銘柄の中で最も強い銘柄は、発行価格に対し上場後最大72%の上昇益を達成した。
  • 今月の上場銘柄のうち、発行価格を下回ったのはわずか2件だった。
  • 好調なIPOパイプラインは9月以降も続くとみられ、企業による多額の資金調達が可能になる。
8月のIPOの90%が不安定なインド市場を上回り、上場後最大72%のリターンを記録

8月に新規上場したインドのIPOの大半は、不安定な市況にもかかわらず市場全体を上回る好調なデビューを果たしました。今月上場した銘柄の約90%が発行価格を上回る水準で取引が続いており、中でもTempsens Instrumentsは初取引日に価値が倍増し、際立ったパフォーマンスを示しました。記事見出しの最大72%というリターンは、この銘柄群の中で最も強い銘柄が発行価格に対して達成した上場後の上昇益を指しています。

Tempsens Instrumentsは8月上場銘柄の中で上昇率を牽引しました。その他の大半のIPOも上場時の利益を維持しており、発行価格を下回ったのはわずか2件にとどまっています。インド市場では初日の急騰がその後失速し、上場価格で買い付けた投資家が損失を被った例が過去には多く、持続的な上場後の上昇は注目に値します。この点で、8月組が発行価格を維持していることは比較的強い結果といえます。

二級市場(売買市場)は引き続き選別的でしたが、一級市場(新規公開市場)の見通しは前向きです。好調なIPOパイプラインは9月以降も続くと予想され、企業は新たな公募を通じて多額の資金を調達できる局面にあります。一級市場を注視する読者にとって、注目すべき指標は、今後の発行の申込倍率、発行価格に対する上場価格の位置づけ、そして、ロックアップ解除後の取引が進み市場の変動が続く中で、8月組の発行価格超えのパフォーマンスが維持されるかどうかです。

出典:Economic Times Markets