ニュース株式Amazon 2026年第2四半期決算が市場予想を大幅上回り、AWSが18四半期ぶりの最高成長率を記録

Amazon 2026年第2四半期決算が市場予想を大幅上回り、AWSが18四半期ぶりの最高成長率を記録

著者: FXOpen Blog·

重要ポイント

  • Amazonの2026年第2四半期の売上高2,006億ドルは、アナリストのコンセンサス予想を約40億ドル上回り、前年同期比20%の成長を記録した。
  • AWSは18四半期ぶりの最高成長率となる37%を達成し、企業の生成AIワークロード拡大に伴い、セグメント営業利益は166億ドルを記録した。
  • AmazonのAnthropic投資の再評価による534億ドルの営業外収益が、報告された純利益626億ドルの大部分を占めた。
  • Amazonの広告事業は前年同期比26%増となり、GoogleとMetaに次ぐ世界第3位のデジタル広告プラットフォームとしての地位を確固たるものにした。
  • テクニカル指標は、AMZNが232.5ドルから249ドルのマーケットプロファイルレンジ内で推移していることを示しており、RSIオシレーターは5月のピークからの調整後、まだ明確な方向性シグナルを生成していない。
Amazon 2026年第2四半期決算が市場予想を大幅上回り、AWSが18四半期ぶりの最高成長率を記録

7月30日、Amazon.comは2026年第2四半期の財務結果を発表し、市場予想を大きく上回った。売上高は前年同期比20%増の2,006億ドルとなり、約1,965億ドルのコンセンサス予想を大きく上回った。

AWSクラウド部門が主な成長エンジンとなり、売上は37%増の18四半期ぶりの最高拡大率を記録した。同セグメントの営業利益は166億ドルに急増した。この加速は、企業が生成AIワークロードを拡大する中でクラウドインフラへの需要が激化していることを示している。AWSは、AI主導のコンピューティング支出の拡大するシェアを巡り、Microsoft AzureおよびGoogle Cloud Platformと競合している。営業利益全体は43%増の275億ドルとなった。純利益は626億ドル(1株あたり5.75ドル)に達したが、この額のかなりの部分は、Amazonが最大80億ドルを投資しているAnthropicの株式持分の再評価に伴う534億ドルの営業外収益に起因する。この収益はAnthropicの評価額の上昇を反映しており、AWSの事業成長に加えてAmazonのAI投資戦略がもたらすより広範な財務的影響を浮き彫りにしている。また、広告収入も前年同期比26%増となり、AmazonをGoogleとMetaに次ぐ世界第3位のデジタル広告プラットフォームとする高マージン事業の柱としての成長軌道を維持している。

Amazon テクニカル分析

4時間足のAMZNチャートでは、5月に株価が278ドル付近でピークに達した後、下落トレンドが形成された。6月末に226ドルへの下落後、より高い安値を結ぶ上昇トレンドラインに沿った調整的な反発に転じた。このパターンは7月中旬まで続き、株価は258ドル付近の抵抗線(現在の赤い抵抗ライン)に接近した。

トレンドラインを下に突破したことは、調整が勢いを失ったことを示していた。その後、株価は現在のマーケットプロファイルレンジに戻り、244.5ドルのPOCゾーンと232.5ドルのプロファイル下限の間で推移している。この領域の下方には226.5ドルの緑のサポートラインがある。

現在の反発が持続し、株価がPOCゾーンを上に突破した場合、さらなる2つの障害が待ち受けている。249ドルのプロファイル上限と258ドルの赤い抵抗ラインである。一方、RSI + MAsインジケーターは現在、46、36、43の数値を示している。遅い移動平均はまだパリティゾーンを下に抜けておらず、RSIはすでに売られ過ぎ圏から回復している。

まとめ

好調な業績は現在の反発を持続させる基本的な触媒となるが、RSI + MAsオシレーターはまだ明確なシグナルを生成していない。短期的には、AIインフラの設備投資に関する経営陣のさらなるガイダンスや、他の主要テクノロジー企業の決算に対する市場の反応が、株価の次の方向性を決定づける可能性がある。

出典:FXOpen Blog