ニュース株式Alphabet株、裁判所がDOJのAdX売却要求を退けたことで上昇

Alphabet株、裁判所がDOJのAdX売却要求を退けたことで上昇

著者: Blockonomi·

重要ポイント

  • レオニー・ブリンクマ判事は、GoogleにAdXの売却を求めるDOJの要請を退けた。
  • 裁判所はGoogleに広告事業の運営変更を命じたが、具体的な救済内容は公表されていない。
  • 今回の判断は、Googleが2つの広告技術市場を違法に独占したとする2025年4月の判断に続くもの。
  • AdXは出版社が広告在庫をリアルタイム入札で販売する市場で、Googleは利用料として20%の手数料を課している。
  • Alphabet株は判断を受けて水曜日に約1.01%上昇し、過去12カ月では45%上昇している。
Alphabet株、裁判所がDOJのAdX売却要求を退けたことで上昇

Alphabet(GOOGL)株は水曜日、連邦裁判所が司法省(DOJ)によるGoogleに対して広告交換プラットフォームAdXの売却を求める要請を退けたことを受け、約1%上昇した。

レオニー・ブリンクマ判事は、DOJの売却要求を退ける簡潔な命令とともに、非公開の判断を下した。修正版の公開版は後日公表される見通しだ。

売却を命じる代わりに、ブリンクマ判事はGoogleに対し、広告事業における運営上の変更を行うよう指示した。必要とされる変更の具体的内容は明らかにされていない。

今回の判断は、Googleが2つの異なる広告技術市場を違法に独占したとする2025年4月の判断を受けたものだ。その際、DOJは裁判所に対し、AdXの売却を命じることと、Googleに広告入札アルゴリズムを公開させることを求めていた。

DOJは、Googleの広告技術インフラの一部を分離することを目指していた。AdXは、ユーザーがウェブページを読み込むたびにリアルタイム入札を通じて、出版社が広告在庫を販売する市場として機能する。

Googleは、同プラットフォームを利用する出版社に20%の手数料を課している。それでも、AdXがAlphabet全体の売上に占める割合は比較的小さく、売却をめぐる争点が大きな直接収益源というよりも、広告技術スタックの支配にあった理由の一端を示している。

今回の裁判所判断により、GoogleはAdXの所有を維持でき、広告事業の重要部分の強制売却は回避された。未解決なのは、非公開の運営改善策がどのように実施されるのか、また公開版がGoogleに求められる変更をどこまで明らかにするかという点だ。

AlphabetがDOJによる企業分割の試みを回避したのは、これで2度目となる。最初の案件はGoogleの検索事業を対象としていたが、同様に企業解体には至らなかった。

GOOGL株は、今回の判断に至るまでの過去12カ月で45%上昇している。

アナリストの見方は引き続き強気だ。対象銘柄を追跡する30人のアナリストのうち、コンセンサス評価はStrong Buyで、過去四半期に出された25件のBuy評価と5件のHold評価で構成されている。

アナリストの平均目標株価は422.59ドルで、現在の取引水準から約23%の上昇余地を示唆している。

同株は裁判所判断を受け、水曜日に約1.01%上昇した。