AerodromeのcbStockプールがBase上で株式の連続取引を可能に
重要ポイント
- •Aerodromeは8月24日、Nvidia、Apple、Meta、Google株のトークン化版を取引する流動性プールを開始した。
- •4つの株式プールの取引高は初期数日で約1億300万ドルに達し、1日あたりのピークは約2,700万ドルだった。
- •週末のプール価格は平均0.39%変動し、従来市場の月曜寄り付き水準とほぼ一致した。
- •トークン化株式は末尾に「c」を付け、CoinbaseのB20標準上で構築され、アブダビ・グローバル・マーケット規則の下で保管される株式に1対1で裏付けられている。
- •サービスは現在、米国外の適格ユーザーに限定されており、発表後にAerodromeのAEROトークンは約11%上昇した。

株式市場は月曜日から金曜日まで、米東部時間午後4時に取引を終了する。CoinbaseのBaseブロックチェーン上で支配的な分散型取引所であるAerodromeは、これを変えたい考えだ。
同社は8月24日、トークン化株式向けの流動性プールを開始し、Nvidia、Apple、Meta、Googleの株式をベースにした資産を24時間365日売買できるようにした。初期データは、この仕組みが単なる目新しさではないことを示している。Aerodrome上の株式は週末の価格変動が平均0.39%となり、従来市場が月曜朝に開始する水準とほぼ一致した。
この点は見た目以上に重要だ。つまり、これらのプールで形成される価格はランダムな雑音ではなく、NYSEやNasdaqが休場している時間帯における実際の市場センチメントを反映しているということだ。
ここまでの数字
ローンチ後最初の数日間で、4つの株式プールを合わせた累計取引高はおよそ1億300万ドルに達し、1日あたりのピークは約2,700万ドルだった。
Nvidia株を追跡するNVDAcの流動性プールは、初期流動性として約95万7,000ドルで開始された。
発表後、AerodromeのガバナンストークンAEROは約11%上昇し、およそ0.53ドルとなった。
トークン化株式はNVDAc、AAPLc、METAc、GOOGLcのように末尾に「c」を付け、CoinbaseのB20標準上に構築されている。各トークンは、アブダビ・グローバル・マーケットの規制下で管理される実際の株式によって1対1で裏付けられている。
24時間365日の株式取引が重要な理由
従来の株式市場は、1日約6.5時間、週5日しか稼働しない。そのため、ニュースは続いても価格は動かない、週の時間の約75%が空白となる。
Aerodromeのプールで見られた週末平均0.39%の価格変動は、トレーダーがこうした時間外を使ってポジションを取っていることを示している。さらに、その動きが月曜の通常取引開始と一致していたことから、オンチェーンで行われている価格発見は、板の薄さを狙った操作の結果ではなく、機能しているとみられる。
1つの注目すべき制約として、このサービスは現在、米国外の適格ユーザーにのみ提供されている。
AIを活用した流動性と競争上の意味合い
AerodromeはBankrとも提携しており、このプール内の流動性管理を最適化するためのAI駆動ツールを導入している。これは今回の展開にもう一段の意味を加える。トークン化株式が24時間安定して取引されるなら、特にオンチェーンの決済・保管の仕組みにまだ適応途中の市場では、流動性の質がアクセス性と同じくらい重要になる。