Zee Entertainmentの第1四半期決算発表後、アナリストの見方が割れる―Motilal OswalがFY27~FY28の予想を引き下げ
重要ポイント
- •Motilal Oswalは低迷する広告環境とコンテンツ投資の増大を理由に、Zee EntertainmentのFY27の利益予想を24%、FY28を14%引き下げた。
- •FIFAサブスクリプションパックおよび関連コンテンツ費用の完全な影響は、Zee Entertainmentの第2四半期決算に反映されると予想されている。
- •CLSAやCitiを含む証券各社は、Zee Entertainmentの第1四半期決算を受け、異なる評価を示し、同社の短期的な方向性に関するアナリストの不確実性を際立たせた。
- •Zee Entertainmentは2024年1月にSony Groupとの合併計画が破談となった後、独立して事業を展開しており、コスト最適化とコンテンツ収益化に注力している。
- •インドのメディア業界全体は、広告費の減少や、JioCinemaや計画中のReliance-Disney合弁会社などに代表されるデジタルストリーミング競争の激化という課題に直面している。

Zee Entertainmentの第1四半期決算発表後、アナリストの見方が割れる―Motilal OswalがFY27~FY28の予想を引き下げ
Zee Entertainment Enterprises(NSE/BSE: ZEE)は、第1四半期の業績発表を受け、証券各社から評価の割れる反応となり、アナリスト間で同社株の見通しに関する見方が分かれた。
Motilal Oswal
Motilal Oswalは、FIFAサブスクリプションパックの効果と関連コンテンツ費用の双方が第2四半期に反映されるべきとの見方を示した。同社はZee Entertainmentの2027年3月期および2028年3月期の利益予想をそれぞれ24%、14%引き下げた。下方修正の要因は、低迷する広告環境とコンテンツ投資の拡大である。
CLSAとCiti
CLSAとCitiも四半期決算を受けZee Entertainmentに関する評価を発表した。ただし、具体的な投資判断は別途詳述されている。アナリスト間の見方の相違は、同メディア企業の短期的な方向性を取り巻く不確実性を浮き彫りにしている。
Zee Entertainment Enterprisesは、インド最大級のメディア・エンターテインメント企業の一つであり、幅広いテレビチャンネルとデジタルプラットフォームを運営している。同社は広告市場の厳しい環境を乗り越えながら、FIFA中継などのスポーツコンテンツを含むコンテンツ投資を進めている。インドのメディア業界全体は、FMCGやその他主要カテゴリーにおける広告費の伸び悩みという逆風に直面している。同時に、JioCinemaや計画中のReliance-Disney合弁会社といったプレーヤーが競争環境を再構築する中、デジタルストリーミング分野の競争も激化している。Zeeはまた、2024年1月に破談となったSony Groupとの合併計画を受け、独立した道を歩む段階にあり、コスト最適化とコンテンツ収益化に注力している。
出典:CNBC-TV18