ニュース暗号資産米スポットBTC現物ETF、7,460万ドルの純流入に転換―FBTCが主導

米スポットBTC現物ETF、7,460万ドルの純流入に転換―FBTCが主導

著者: LiveBitcoinNews·

重要ポイント

  • •米スポット・ビットコインETFは11月4日に純7,460万ドルの資金流入を記録し、3取引日連続の流出に歯止めをかけた。
  • •直近3取引日の合計流出額は約11.6億ドルに上り、10月30日に6億4,320万ドル、11月2日に3億9,860万ドル、11月3日に1億1,560万ドルを含む。
  • •FidelityのFBTCは2億3,670万ドルでこの日最大の流入を記録し、BlackRockのIBITは2億120万ドルで最大の単日流出を記録した。
  • •ARKB(1,990万ドル)、BITB(1,520万ドル)、BTCO(400万ドル)の小幅な設定が、IBITの売り継続にもかかわらずグループ合計をプラスに押し上げた。
  • •7,460万ドルの流入は、先行する11.6億ドルの流出と比べれば控えめな回復にとどまり、流入は少数の製品に集中した。
米スポットBTC現物ETF、7,460万ドルの純流入に転換―FBTCが主導

米スポット・ビットコインETFは11月4日(水)に純流入へと転換し、3取引日にわたる大型解約の連続が終了した。ビットコインを直接保有し、2024年1月の上場以来米国の取引所で取引されているこれらのファンドは、Farside Investorsのデータによると合計7,460万ドルの資金流入を記録した。FidelityのFBTCが2億3,670万ドルの設定でこの日の首位に立った一方、BlackRockのIBITは2億120万ドルの流出を記録した。

この一服は、直近3取引日で合計約11.6億ドルが流出したことを受けてのものであり、機関投資家のビットコイン需要を測る指標として暗号資産ETFのデスクが注目する一連の動きだ。

現物ETF、11.6億ドルの流出連続後に資金流入へ回帰

Farsideの台帳によると、10月30日に6億4,320万ドル、11月2日に3億9,860万ドル、11月3日に1億1,560万ドルの流出を経て、水曜日の数字が出た。この流れは、以前のビットコインETF流出局面で報じられた複数日にわたる資金流出と一致する。約11.6億ドルの流出と比べれば、7,460万ドルの流入は本格的な回復ではなく、控えめな反発にとどまる。

運用会社ごとの動きは偏っていた。FidelityのWise Origin Bitcoin Fund(FBTC)がこの日の大半を供給し、他で売りが見られる中でも2億3,670万ドルの流入により、グループ全体をプラスに押し上げるのに十分だった。

FBTCが主導、BlackRockのIBITは売りを継続

FBTCは11月4日、上場済み現物ファンドの中で最大のプラスの資金流入を記録した。ARK Investと21SharesのARKBは1,990万ドル、BitwiseのBITBは1,520万ドル、InvescoのBTCOは400万ドルの流入をそれぞれ計上した。一方、BlackRockのiShares Bitcoin Trust(IBIT)からは2億120万ドルが流出し、これがこの日の単日最大の流出額となり、FBTCをはじめとするファンドの流入を相殺した。

この明暗の分かれ方は、カテゴリー全体の合計がプラスでも根底にある圧力を覆い隠しうる理由を示している。全体のプラスは、すべてのファンドの設定と解約を単純に合算したものにすぎず、すべての運用会社が資金を集めたことを意味しない。Farsideによると、その他の上場現物ファンドはこの取引日、純流出入なしと報告した。FBTCの流入に、ARKB、BITB、BTCOの小幅な流入が加わり、IBITの流出を上回った。

7,460万ドルの数字が重要な理由

7,460万ドルの流入は直近の解約トレンドに一旦の歯止めをかけたものの、先行する約11.6億ドルの流出と比べれば小さな規模にとどまる。資金はETFグループに戻ったものの、少数の製品に集中した。

FBTCの2億3,670万ドルの流入とIBITの2億120万ドルの流出だけでも、残りのETFを含める前の時点で3,550万ドルの差が生じている。つまり、グループ全体の数字がプラスでも、主要ファンドでの売りは継続しうる。Fidelityや複数のライバルが新たな設定を集める中でも、IBITは資金流出を続けた。

市場参加者は、FBTCの主導権が広がるか、そしてIBITの解約が反発を抑制し続けるかを注視していく。