ニュースマクロ米国の重要インフレ指標、イラン戦争と貿易摩擦の中で高止まり

米国の重要インフレ指標、イラン戦争と貿易摩擦の中で高止まり

著者: The Korea Times Business·

重要ポイント

  • 7月の総合消費者物価は前年同月比3.7%上昇で、前月から横ばいだった。
  • 食品とエネルギーを除くコアインフレも7月は3.3%で据え置かれた。
  • 月次では、物価は6月から7月にかけて0.2%上昇し、前月の0.1%下落から反転した。
  • インフレ率は、2月下旬にイラン戦争が始まった時点の年率2.9%から上昇している。
  • ガソリン価格は最近反発しており、来月公表の8月分統計でインフレを押し上げる可能性がある。
米国の重要インフレ指標、イラン戦争と貿易摩擦の中で高止まり

ワシントン — 米連邦準備制度理事会(Fed)が注視するインフレ指標は先月横ばいとなり、多くの米国人がなお高い生活コストに直面していることを示す最新の兆候となった。

米商務省が水曜日に発表したところによると、7月の物価は前年同月比で3.7%上昇した。インフレは、2月下旬にイラン戦争が始まった時点の2.9%から加速しており、Fedの2%目標を大きく上回っている。

根強い物価上昇は、中間選挙に向けた主要争点になりつつある。イラン戦争がガソリン価格を高止まりさせていることに加え、ドナルド・トランプ大統領がカナダと中国に新たな関税を示唆し、AIインフラへの大規模投資がコンピューター、ゲーム機、半導体の価格を押し上げているためだ。

最新の数字だけでは、Fed内の議論に決着はつきそうにない。多くの当局者は、インフレが自然に鈍化するか見極めるため、政策金利を据え置く構えだが、借り入れや支出を抑え、物価上昇を抑制するために利上げを支持する声もある。新たにFed議長となったKevin Warsh氏は金曜日、ワイオミング州ジャクソンホールで注目度の高い講演を行う予定で、ウォール街は次の対応を示唆する発言があるか注目している。

変動の大きい食品とエネルギーを除くコアインフレも、7月は3.3%で横ばいだった。

前月比では、総合物価は6月から7月にかけて0.2%上昇した。前月は0.1%下落し、5月は0.5%上昇していた。コア価格も前月比0.2%上昇し、前月の0.1%上昇を上回った。Fed当局者の中には、コアインフレが月0.2%程度で推移することは、インフレが2%目標へ戻りつつある安心材料だと述べる者もいる。

ただ、今月はガソリン価格が反発しており、来月公表される8月分の統計ではインフレを押し上げる可能性が高い。インフレ率が5年以上にわたり目標を上回っていることを踏まえれば、物価上昇を抑えるためにより高い金利が必要になるとの懸念も、Fed当局者の間で根強い。

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