トランプ氏、2028年以降のホワイトハウス・バンカー「立てこもり」について謎めいた回答
重要ポイント
- •トランプ大統領は、ホワイトハウス舞踏室の地下のバンカーが2028年選挙後も権力の座に留まるためのものかという質問に曖昧な回答をした。
- •昨年夏に発表され秋に着工した舞噴室計画は、当初は国家的行事のためと正当化されていたが、現在は国家安全保障の問題として位置づけられている。
- •計画には屋上のドローンポート、防弾の窓と壁、第二次世界大戦時の大統領緊急執務室を置き換える病院付きの地下軍事棟が含まれる。
- •監督機関がホワイトハウスの大幅な改変を歴史的に審査してきたにもかかわらず、建設を減速または阻止する法的努力はこれまで成功していない。
- •憲法修正第22条が大統領を2選に制限しているにもかかわらず、トランプ氏は公の場で3期目の追求について繰り返し冗談めかして語っている。

ドナルド・トランプ大統領は金曜日、自身が強く求めてきたホワイトハウス舞踏室をめぐる陰謀論——任期終了後、その地下に建設中のバンカー(地下壕)に自分を閉じこもらせる計画だという説——について問われ、安心感を与えられない回答をした。
大統領とともに建設現場を視察したニューヨーク・マガジン「ジ・インテリジェンサー」のワシントンD.C.支局記者ベン・テリス氏によれば、トランプ氏はこうした懸念を解消するようなことはほとんど語らなかった。
「トランプ氏に、2028年選挙の後にホワイトハウスに立てこもれるよう自分用のバンカーを建設しているのかと尋ねた」とテリス氏は書いた。大統領の答えはせいぜい曖昧なものだった。
「そんな話は聞いたことがない」と大統領は言った。「しかし言っておくが、そこからあなたを追い出すのはかなり大変だろう。誰もあなたを追い出せないだろう」
トランプ氏がバンカーに立てこもるつもりだという憶測は数か月前から流布している。舞踏室建設の意向を昨年夏に発表し、その秋に着工して以来、この計画は論争に悩まされてきた。当初、トランプ氏は舞踏室は国家的行事の開催に必要であり、歴代大統領が長年望んでいたものだと主張していた。しかし、世論と司法をなだめるためとみられる動きの中で、その理屈は変化した。トランプ氏は次第にこの計画を軍事的な文脈で語るようになり、バンカーがその提案された用途の中心となっている。
テリス氏は次のように説明する。「ここ数か月、建設を減速させようとする試みを退けることに成功する中で、トランプ氏とその法務チームはこの計画のもう一つの正当化に依拠してきた。それは、彼らによれば国家安全保障の問題だという。軍が初めてトランプ氏の舞踏室に関する発言を聞いたとき、上級将軍たちが会議を開いたと彼は言う。『彼らは「閣下、私たちは建造したい、夢のようですが、このような提案は今までありませんでした」と言った』とトランプ氏は語る。『「地下に建造できれば、5階層まで掘り下げられます」』今では、トランプ氏が舞踏室について語るときはいつも、屋上に設けられるドローンポート、防弾の窓と壁、そして第二次世界大戦中に東棟の地下に建設されたバンカーである大統領緊急執務室を置き換える地下軍事棟について必ず言及する。新しいバンカーは大統領を核爆発から守り、完全に機能する病院を備えるだろう」
バンカー憶測を煽る3期目に関する発言は、確固たる憲法上の制約と衝突している。1951年に批准された憲法修正第22条は大統領を2選までに制限しており、この壁を変えるには選挙での勝利ではなく憲法改正が必要である。しかしトランプ氏は3期目の追求について公の場で繰り返し冗談めかして語っており、それらの発言がこの疑問を政治的な議論の中に留め置いている。
この計画は建設場所についても注目を集めている。ホワイトハウスの敷地は厳格な監督下にあり、部分的に19世紀前半にさかのぼりトルーマン時代に建て直された既存の建築物を含む複合施設への大幅な改変は、歴史的に美術委員会や連邦都市100人委員会といった機関の審査の対象となってきた。テリス氏が指摘するように、建設を減速させようとする法的な努力はこれまでのところ阻止に失敗している。
権力を手放したがらないトランプ氏の姿勢と、2028年に3期目を目指したいという繰り返しの挑発的な発言は、要塞化されたバンカーを悪意ある目的に使うつもりだという懸念に燃料を注いでいる。記事へのコメント欄ではある読者が「彼は自分からは決して去らないと言っているのだ。ダニのように掘り出さなければならなくなるだろう」と返信した。