ニュース株式トヨタが1兆円(63億ドル)の自社株買いを発表、営業利益予想を上方修正

トヨタが1兆円(63億ドル)の自社株買いを発表、営業利益予想を上方修正

著者: CNBC-TV18 Markets·

重要ポイント

  • トヨタは約1兆円(約63億ドル)の自社株買いプログラムを発表し、これは近年の日本企業による最大級のものである。
  • 同社は2026年3月期の通期営業利益予想を10%以上上方修正して3.4兆円としたが、アナリスト平均予想の3.9兆円を下回った。
  • 東京証券取引所の午後の取引でトヨタ株は1.4%下落し、修正後予想とアナリスト予想とのギャップが市場のネガティブな反応の原因の一部となった。
  • 今回の自社株買いは、上場企業による資本効率の改善と余剰資金の株主還元を求める2023年以降の東京証券取引所の働きかけと合致している。
  • トヨタの直近の業績はハイブリッド車ラインアップの堅調な需要に支えられており、純粋なBEV戦略に焦点を当てる競合他社とは一線を画している。
トヨタが1兆円(63億ドル)の自社株買いを発表、営業利益予想を上方修正

トヨタ自動車は、総額約1兆円(約63億ドル)に上る自社株買いプログラムを発表した。これは近年の日本企業による最大級の買戻し措置である。この動きは、上場企業に対して資本効率を改善し、余剰資金を株主に還元するよう求める東京証券取引所による広範な働きかけの中で行われたものであり、2023年に導入されたガバナンス改革ガイドライン以降、勢いを増している。

自社株買いと同時に、同社は通期の営業利益予想を10%以上上方修正し、2026年3月期の予想額を3.4兆円とした。上方修正にもかかわらず、修正後の予想はアナリストの平均予想である3.9兆円を下回っており、このギャップが市場のネガティブな反応の一部の理由となっている。

東京証券取引所における午後の取引でトヨタ株は1.4%安となり、一時の下落からはいくぶん回復したものの、日中では依然として安値圏で推移した。補足すると、トヨタの収益は直近の四半期においてハイブリッド車ラインアップの強力な需要に支えられており、これが純粋なBEV(電気自動車)戦略を追求するライバルとは異なるポジションを同社にもたらしている。

愛知県豊田市に本社を置くトヨタは、生産台数で世界最大の自動車メーカーであり、東京証券取引所ではティッカーシンボル「7203」、ニューヨーク証券取引所ではティッカーシンボル「TM」で取引されている。同社の事業年度は4月1日から3月31日までである。

出典: CNBC-TV18 Markets