TGS、エジプト沖で地震探査データの全面再処理を開始
重要ポイント
- •TGSとEGASは、エジプト沖の2D地震再イメージング・プロジェクトEGY-2DRE2026を開始した。
- •プロジェクトは34,000 kmを対象とし、複数のGeoStreamer調査と他の従来型2Dデータを統合する。
- •データセットは高度な速度モデル構築とプリスタック深度マイグレーションで処理され、地震解釈の改善を目指す。
- •TGSは、結果が複数の沖合盆地での探鉱対象特定、探鉱計画、将来のライセンス活動を支援するとしている。
- •優先区間の成果物は2027年第2四半期、全体完了は2028年第1四半期の予定。

オスロ上場の地震データ専門企業TGSは、Egyptian Natural Gas Holding Company(EGAS)と共同で、エジプト沖34,000 kmを対象とする大規模な2D地震再イメージング・プロジェクトを開始した。
EGY-2DRE2026と名付けられたこのプロジェクトでは、GeoStreamerの2016年、2018年、2023年の調査データに加え、利用可能な他の従来型2Dデータを統合し、沖合の各盆地にわたる単一で一貫性のある地域フレームワークを構築する。作業は業界からの資金支援を受けている。
統合されたデータセットは、高度な速度モデル構築とプリスタック深度マイグレーションのワークフローにかけられる。
この再イメージングされたデータセットは、探鉱対象の特定と成熟化を支える、より鮮明な盆地横断の構造フレームワークを事業者に提供することを目的としている。また、想定される将来のライセンスラウンドにおいて、顧客が探鉱予算を最も有望な地域に振り向けることを助けるほか、沖合のナイル・デルタ、ヘロドトス盆地、さらに広い東地中海盆地での活動も支援するとしている。
優先対象となる一部の2Dラインの最終成果物は2027年第2四半期に納品予定で、残りのプロジェクト全体は2028年第1四半期に完了する予定だ。
「当社の最新のイメージング技術を既存カバレッジの深さと広がりと組み合わせることで、探鉱判断のリスクを低減し、この非常に有望なエジプト沖合地域で将来の機会を評価する顧客を支援できます」と、TGSのマルチクライアント担当EVPであるDavid Hajovsky氏は述べた。