Striveが1,110ビットコインを8,150万ドルで購入、保有額が21,000 BTCを突破
重要ポイント
- •Striveは2026年8月24日付の提出書類で、1,110ビットコインを約8,150万ドルで購入したと報告しました。
- •今回の購入により、Striveのビットコイン総保有量は21,356 BTCに増加しました。
- •最新の買収により、同社は初めて21,000 BTCを超えました。
- •Striveは本取引を、継続的なビットコイン・トレジャリー戦略の一環であると説明しています。
- •記事では、企業によるビットコインの積み増しは、価格下落時に貸借対照表リスクを生じさせる可能性があるため、依然として議論の対象となっていると指摘しています。

Striveは1,110ビットコインを約8,150万ドルで購入し、総保有量(トレジャリー)を21,000 BTC超へと引き上げました。これにより、企業によるビットコインの積み増しが次の大きなストレステストに直面するまでどこまで続けられるかという議論に、新たな事例が加わることとなりました。
今回の購入は、2026年8月24日付で米国証券取引委員会(SEC)に提出された書類で開示されたもので、SEC EDGARから閲覧できます。同社はこの買収を、単発の取引ではなく、継続的なビットコイン・トレジャリー戦略の一環として位置づけています。関連記事については、「元Coinbase CTO、ビットコインは不動産を超える見通しと指摘」をご覧ください。
The Blockの報道によると、本取引は8,150万ドルで1,110 BTCを購入するものであり、これによりStriveの総保有量は21,356 BTCとなりました。関連記事については、「イリノイ州デジタル資産税訴訟:暗号資産団体が異議を表明」をご覧ください。
今回の購入でStriveが21,000 BTCを超えた経緯
今回の購入前、Striveのビットコイン残高は21,000 BTCの水準を下回っていました。新たな購入により、同社の累積保有量はこの閾値を上回ることとなりました。ビットコインの供給上限が2,100万枚に固定されていることを踏まえると、この水準は象徴的な意味を持っています。
Striveの総ポジションは、Bitcoin Treasuriesのような公開トレジャリー・ダッシュボードで追跡されており、企業の保有量は時系列で記録されています。1,110枚の追加は全体の残高と比べればわずかですが、積み増しが一時停止ではなく継続していることを示しています。
この違いは重要です。最近では方針を転換した企業保有者もあり、Strategyは資金調達後にキャッシュプールを立ち上げるため、新規のBTC購入を停止しています。そのような中でStriveの動きは、投資家や市場ウォッチャーが公開書類やダッシュボードの更新を通じてますます注視するようになったトレジャリー戦略における、新たな追加として際立っています。
積み増しが議論の両面で重要となる理由
強気の側面では、この規模の購入はビットコインへの計画的な資本配分を示すものであり、Striveをより積極的に買い増す企業の一角に位置づけています。この傾向は、他の分野で見られる強い機関投資家需要と歩調を合わせています。たとえば、スポット製品は最近19億ドルの週次ETF資金流入を記録しており、一部の観察筋は、ビットコインが価値の保存手段として不動産に匹敵する存在になりつつあると指摘しています。
弱気の側面では、レバレッジを利用した、あるいは株式で資金調達したビットコイン・トレジャリーは、価格が下落した場合に貸借対照表リスクを生じさせる可能性があります。このモデルに対する懐疑的な見方はアナリストの報告にも表れており、TD CowenによるNakamotoの株価目標の58%引き下げは、ビットコイン見通しの見直しに連動したものでした。
本記事の報道内容は、開示された購入規模、それに伴う保有量の合計、および取引を記録したSEC提出書類に限定されており、この件はCointelegraphでも報じられています。同書類には、総額以外の取得価格の詳細や今後の購入計画は記載されておらず、このペースが続くかどうかを確認する主な情報源は、同社の次回開示となります。
免責事項:本記事は情報提供のみを目的としており、金融または投資に関する助言を構成するものではありません。暗号資産およびデジタル資産の市場には重大なリスクが伴います。意思決定の前には、必ずご自身で調査を行ってください。