Bitcoinの反発でMSTRを押し上げ、Strategy株が1カ月で約40%上昇
重要ポイント
- •Strategyは840,447 Bitcoinを、1枚あたり平均$75,385で保有していた。
- •Bitcoinが$60,000台前半まで下落した際、Strategyの保有分は評価上約$95億の損失だったが、$80,000超への反発で約$42億〜$47億の未実現利益に転じた。
- •StrategyはATMプログラムを通じて18.26百万株のMSTR株を売却し、$20.1億を調達した。
- •調達資金のうち約$15.9億は新たな米ドル現金プールに移され、$1.364億は1.43百万株のSTRC優先株の買い戻しに使われた。
- •MSTRは約$137.40で取引されており、200日移動平均線に向かっている。

Bitcoinの反発でMSTRを押し上げ、Strategy株が1カ月で約40%上昇
Michael SaylorのStrategy(MSTR)は力強い回復を見せており、株価は1カ月で約$82から$140へと約40%上昇した。今回の上昇は、Bitcoinが$60,000台から$80,650超へ回復したことを受けたもので、市場でも有数のBitcoin連動株の1つである同社に大きな追い風となっている。Strategyの大規模な$BTC保有も、以前の評価損から数十億ドル規模の未実現利益へと転じた。
Bitcoinの上昇がMSTRを大きく押し上げ
Strategyは、以前MicroStrategyとして知られていた企業で、依然として最も大きなBitcoin代理株の1つであり、MSTRはBitcoinそのものよりも大きく動くことが多い。この期間、MSTR株は40%以上上昇した一方、Bitcoinは約30%回復しており、$BTC価格変動に対する株価の高い感応度を示している。
Strategyは840,447 $BTCを、1Bitcoinあたり平均$75,385で保有していた。$BTCが$60,000台前半まで下落した際、同社は推定$95億の評価損を抱えていた。しかしBitcoinが$80,000を上回ると、そのポジションは推定$42億〜$47億の未実現利益に転じた。Strategyはデジタル資産を公正価値で計上しているため、こうした規模の変動は四半期業績にも直接反映される。
保有規模が非常に大きいため、MSTRはBitcoin価格に極めて敏感でもある。$BTCが$1,000動くごとに、Strategyの保有資産価値はおよそ$8.4億変動する。
Strategyは現金保有を拡大
Bitcoinの上昇だけが、投資家がMSTRに注目している理由ではない。StrategyはATMプログラムを通じて18.26百万株のMSTR株を売却し、$20.1億を調達した。これは、同社が時間をかけて市場で株式を売却できる仕組みである。調達資金のすべてをBitcoin購入に充てる代わりに、同社は約$15.9億を新たな米ドル現金プールに振り向けた。また、$1.364億を投じて1.43百万株のSTRC優先株を買い戻し、将来の12%配当コストの削減に寄与した。
Michael Saylorは、Strategyの優先証券とその利回りについても言及している。8月27日時点で、STRDの実効利回りは13.54%、STRCは12.24%だった。
Yield on the Bitcoin Standard. pic.twitter.com/qKDwiiLGRR — Michael Saylor (@saylor) August 28, 2026
この現金プールは、Strategyが新規資本を速やかに$BTCへ振り向ける従来のパターンからの変化を示しており、$15.9億が最終的にどのように配分されるかは今後の注目点の1つである。同社はこれまでBitcoin購入のたびに公開してきた。
Bitcoinが$500Kを目指す中、MSTRは$1,000を視野に
MSTRは現在、$140台に一時的に到達した後、約$137.40で取引されており、長期トレンド指標として多くのトレーダーが重視する200日移動平均線に向かっている。
同株をめぐる強気見通しも広がっている。「Bitcoin Wizard」として知られるAdam Livingstonは、Bitcoinが$500,000まで上昇すればMSTRは$1,000に達しうると指摘している。ただし、これは市場全体の予測ではなく、Bitcoin価格の大幅な上昇を前提とした条件付きシナリオにとどまる。
もっとも、MSTRはBitcoinと密接に連動しているため、$BTCが急落すれば最近の上昇分はすぐに失われる可能性がある。