RBL Bank、FCNR預金の強い獲得を受け株価上昇 シティはさらなる上昇余地を指摘
重要ポイント
- •RBL BankはFCNR(B)預金の強い獲得を発表し、株価が上昇。シティはさらなる上昇余地を示唆した。
- •シティは、RBL Bankが発起人とEmirates NBDとの関係を活用し、UAEルートから際立って規模の大きいFCNR(B)預金プールを調達したと指摘した。
- •FCNR(B)預金は非居住インド人による外貨建て定期預金で、為替リスクは預金者ではなく銀行が負う。
- •低コストのFCNR(B)調達は資金の運用方法次第で、RBL Bankの利ザヤを中期的に下支えする可能性がある。

民間銀行のRBL BankがFCNR(B)預金の強い獲得を発表したことを受け、同社株価が上昇し、証券会社のシティは今後のさらなる上昇余地を指摘した。
シティは、RBL Bankが発起人とEmirates NBDとの関係を活用し、UAEルートから際立って規模の大きいFCNR(B)預金プールを獲得したと述べた。
FCNR(B)(Foreign Currency Non-Resident (Bank))口座は、非居住インド人(NRI)が米ドルなどの外貨で保有する定期預金であり、インドの銀行にとって海外からの調達源となる。FCNR(B)預金は外貨建てであるため、為替リスクは預金者ではなく銀行側が負い、競争力のある金利で調達できれば比較的安定した海外調達手段となる。こうした預金は、2013年のターパー局面で見られたように、ルピーが下押しされた時期にインド準備銀行(RBI)が金利上限を緩和して資金流入を促した際など、インドの銀行にとって歴史的に重要な調達手段となってきた。
インドの銀行が信用需要に追いつくよう預金増加の強化に努めるなか、大規模で低コストの海外預金プールへのアクセスは特に意味を持つ。主に小口個人および中堅法人向けの貸出に注力するRBL Bankにとって、UAEルートからの低コストのFCNR(B)調達は時間の経過とともに利ザヤを下支えする可能性があるが、実際の影響は資金の運用方法次第である。
出典:CNBC-TV18