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OpenAI、ChatGPT Slidesにリアルタイム共同編集機能を追加

著者: CryptoBriefing·

重要ポイント

  • •ChatGPT Slidesのリアルタイム複数ユーザー編集と共有コメント機能は2026年10月16日に展開が開始され、Pro、Business、Enterpriseプランの契約者のみが利用可能です。
  • •Slidesツールは、OpenAIが2026年9月下旬のDevDayイベントで発表したコラボレーションワークスペース「Space」内で動作します。
  • •ユーザーはAIに再プロンプトすることなくスライド上のテキスト、画像、図形、グラフを直接調整でき、完成したスライドはPowerPointファイル、PDF、Google Slidesとしてエクスポートできます。
  • •提供開始時点ではコメントのみのアクセスは提供されておらず、共同作業者は完全な編集権限または閲覧専用権限のいずれかを受けることになります。
  • •この機能は、OpenAIによる2026年8月9日のNextSlide買収から約2か月後に登場したものであり、既存スイートにAIを組み込むMicrosoft 365やGoogle Workspaceとの競争を激化させます。
OpenAI、ChatGPT Slidesにリアルタイム共同編集機能を追加

OpenAIはChatGPT Slidesにリアルタイムの共同編集とコメント機能を導入し、AI生成プレゼンテーションにおける複数ユーザーでのワークフローを実現しました。この新機能はPro、Business、Enterpriseプランの契約者が利用でき、複数人が同じAI生成スライドを同時に作業できます。

ChatGPT Slidesの変更点

ChatGPT Slidesの展開は2026年10月16日に開始されました。このツールは、OpenAIが2026年9月下旬にDevDayイベントで発表したコラボレーションワークスペース機能「Space」の中に組み込まれています。

目玉となる追加機能は、リアルタイムの複数ユーザー編集です。複数のチームメンバーが同じプレゼンテーション内に同時に存在し、作業を進めながら変更を加えられます。それとともに共有コメント機能も提供され、同僚がチャットスレッドや受信箱に意見を散りばめるのではなく、スライドに直接コメントを残せるようになりました。

今回のアップデートでは、スライドレベルでの直接編集も可能になりました。ユーザーは細かい調整のたびにAIへ再プロンプトすることなく、スライド内のテキスト、画像、図形、グラフを調整できます。完成したスライドはPowerPointファイル、PDF、Google Slidesとしてエクスポート可能です。

提供開始時点では、コメントのみのアクセスが不可となっている点が注目すべき制限事項です。そのため、共同作業者は完全な編集権限か閲覧専用権限のいずれかを付与され、中間の権限は存在しません。実際には、フィードバックを残すだけのユーザーは、完全な編集権限を与えられるか、スライドの閲覧のみに制限されるかのどちらかになります。

NextSlide買収とSpaceへの道

この機能は、OpenAIが2026年8月9日にNextSlideを買収してから約2か月後に登場しました。この買収はChatGPT内のプレゼンテーション機能強化を目的としたものでした。

Spaceは、プラットフォームから離れることなくAIとチャットし、リサーチを行い、さらにスライドの作成と発表まで完結できる単一の環境として設計されています。Slidesへのアクセスは、Spaceを有効にしているPro、Business、Enterpriseユーザーに限定されており、無料および下位プランのユーザーは今回の展開の対象外です。

生産性ソフトウェア市場への影響

OpenAIは、長年Microsoft365とGoogle Workspaceが守ってきた領域に足を踏み入れました。これらのスイートでは、プレゼンテーション、ドキュメント、共同編集が長年にわたり基盤となってきました。複数ユーザー編集とコメントを追加することで、OpenAIはオフィスソフトウェアを使い続けさせる機能群に対応しています。

エクスポート機能はPowerPointやGoogle Slidesとの互換性に対応しており、OpenAIが既存ツールと並び立ちたい意向を示しています。MicrosoftとGoogleも自社スイートにAIを組み込んでいます。実質的に、両陣営は反対側の端から収束しつつあります。既存勢は確立されたスイートにAIを追加し、OpenAIはAIワークスペースにスイート型のコラボレーションを追加しています。

今後注目すべきポイントは3つあります。OpenAIがコメントのみの権限を追加するかどうか、アクセスがPro、Business、Enterpriseプランを超えて拡大するかどうか、そしてSpaceが全体としてどのように進化するかです。

Source: CryptoBriefing