ニュース暗号資産野村證券系Laser Digital Japan、日本で4年ぶりとなる暗号資産交換業者の新規登録を取得

野村證券系Laser Digital Japan、日本で4年ぶりとなる暗号資産交換業者の新規登録を取得

著者: CoinoMedia·

重要ポイント

  • Laser Digital Japanは、日本で4年ぶりに暗号資産交換業者の登録を取得した新規企業です。
  • 日本の暗号資産ライセンス制度は2017年に導入され、約5億3000万ドル相当のトークンが盗まれた2018年のCoincheckハッキング事件後に強化されました。
  • 同社は当初、bitFlyerやbitbankなどの登録済み取引所を含む国内の仮想資産サービス事業者に流動性サービスを提供します。
  • Laser Digital Japanは、機関投資家向けデジタルアセット取引サービスへの事業拡大も計画しています。
  • 日本は暗号資産を金融商品に再分類し、暗号資産ETFなどの将来の商品を支えうる規制基盤を整えています。
野村證券系Laser Digital Japan、日本で4年ぶりとなる暗号資産交換業者の新規登録を取得

野村證券を背景に持つデジタルアセット企業Laser Digital Japanは、暗号資産交換業者として認可を取得し、日本で4年ぶりにこの登録を得た新規企業となりました。

今回の認可は、ライセンス基準が世界でも最も厳格な部類に入る日本の規制下デジタルアセット業界にとって、大きな節目となります。日本は2017年に資金決済法に基づいて暗号資産交換業者の登録制度を導入し、2018年のCoincheckハッキング事件(約5億3000万ドル相当のトークンが盗難される)の後には監督をさらに強化し、資産保管や内部ガバナンスに関する要件を追加しました。登録を取得したことで、Laser Digitalは同国の規制された暗号資産の枠組みの中で事業を開始できるようになります。この節目は、法令順守型で機関投資家に開かれたデジタルアセット市場の構築に向けた日本の継続的な取り組みを反映するものでもあります。

日本有数の証券グループである野村にとって、今回の登録は2022年のLaser Digital設立に始まったデジタルアセット事業への取り組みをさらに広げるものです。同子会社のトレーディングおよび資産運用事業はすでにスイスやドバイなどの拠点から展開されており、日本は本国市場における規制下の拠点をもたらすことになります。

この動きは、Wu BlockchainによってX(Twitter)上で報じられました。

Nomura-Backed Laser Digital Japan Becomes First New Crypto Exchange in Japan in Four Years — Japan-based Nomura Securities-backed Laser Digital Japan has been approved as a crypto asset exchange service provider, becoming the first new firm to receive such registration in Japan in… pic.twitter.com/d410xINGsG

Wu Blockchain (@WuBlockchain), August 21, 2026

流動性供給と機関投資家向け取引への注力

Laser Digital Japanは当初、bitFlyerやbitbankなどの登録済み取引所を含む国内の仮想資産サービス事業者(VASP)向けに流動性サービスを提供し、市場の効率性と取引インフラの改善に貢献する予定です。

同社はまた、機関投資家向けのデジタルアセット取引サービスへの事業拡大も計画しており、規制された暗号資産投資商品への需要が拡大を続ける中で、提供サービスの幅を広げていきます。

日本はさらに、暗号資産を金融商品へと再分類し、株式やファンドを律する証券法制の枠組みに位置づけを移すことで、暗号資産ETF(上場投資信託)などの将来の商品を支えうる規制の基盤を整えています。

日本の暗号資産市場の前進

Laser Digital Japanの認可は、規制され機関投資家を重視するデジタルアセット・エコシステムの構築に向けた日本のコミットメントを際立たせるものです。また、前回の新規登録から4年の空白期間は、新規参入を志す事業者に対して日本の金融規制当局が極めて高いハードルを設けていることを裏付けています。

規制の明確化が進むにつれ、日本はさらなる機関投資家の参入を呼び込み、デジタルアセット商品における一層のイノベーションを促す可能性があります。市場参加者は、今後数年にわたるLaser Digitalの事業拡大と、新たな投資商品の登場の可能性を注視していくでしょう。