ニュース株式EvercoreがMongoDB(MDB)のカバレッジを「アウトパフォーム」で開始、TruistとBMOも目標株価を引き上げ

EvercoreがMongoDB(MDB)のカバレッジを「アウトパフォーム」で開始、TruistとBMOも目標株価を引き上げ

著者: Coincentral·

重要ポイント

  • Evercore ISIはMongoDBのカバレッジを「アウトパフォーム」評価と525ドルの目標株価で開始した。これはウォール街で最も高い目標株価である。
  • TruistとBMO Capitalは、Evercoreのカバレッジ開始前の2日間に、いずれも「買い」評価を再確認し、MDBの目標株価を引き上げた。
  • MongoDBのAtlasクラウドプラットフォームは総収益の約75%を生み出しており、本番環境のAIワークロードでの活用が拡大している。
  • 2027会計年度第1四半期において、MongoDBは前年同期比25%の売上成長、29.4%のAtlas成長、121%の純収益維持率、約2,500社の新規顧客獲得を報告した。
  • MongoDBは9月1日に2027会計年度第2四半期の決算を発表する予定で、ウォール街は売上高7億3,511万ドル、調整後EPS1.61ドルを予想している。
EvercoreがMongoDB(MDB)のカバレッジを「アウトパフォーム」で開始、TruistとBMOも目標株価を引き上げ

MongoDB(MDB)の株価は金曜日、Evercore ISIがこのデータベースソフトウェア企業のカバレッジを「アウトパフォーム」評価と525ドルの目標株価で開始したことを受け、2%上昇した。この目標株価はウォール街における同銘柄で最も高い水準であり、現在の株価水準から約22%の上昇余地を意味している。

今回のカバレッジ開始は、2日以内に同銘柄に対して行われた3件目のポジティブなアナリスト評価であり、同社の9月1日の決算発表を数日後に控えたタイミングでの発表となった。

Evercore ISIのアナリスト、Kirk Materne氏は、開発者による採用の拡大とAtlasクラウドプラットフォームを、強気スタンスの背後にある2つの主な理由として挙げた。MongoDBのクラウドデータベースサービスであるAtlasは現在、同社の総収益の約75%を占めている。Materne氏は、本番環境のAIワークロードにおける同プラットフォームの役割の拡大を、カバレッジ開始の重要な要因として強調した。

今回のカバレッジ開始は、Truistのアナリスト、Miller Jump氏がMDBに対する「買い」評価を再確認し、目標株価を400ドルから475ドルへ引き上げたのと同じ日に行われた。Jump氏は、ソフトウェア企業が株価を動かすには、AIによる実際のビジネス成果を示す必要があると指摘した。

その前日には、BMO Capitalのアナリスト、Keith Bachman氏も「買い」評価を再確認し、目標株価を375ドルから500ドルへ引き上げた。Bachman氏は、データが非構造化されている、頻繁に変化する、JSON層に保存されているといったワークロードにおいて、企業が引き続きMongoDBのプラットフォームを好んで利用していると指摘した。また、ワークロードの複雑さが増すほどMongoDBの関連性が高まると述べるとともに、自身の業界調査からは、企業のワークロードが複雑化するにつれて同プラットフォームがさらに恩恵を受ける可能性が示されていると付け加えた。

直近の業績数字

2027会計年度第1四半期において、MongoDBは前年同期比25%の売上成長を達成し、Atlasはさらに速い29.4%の成長を記録した。純収益維持率は121%となり、同四半期中に約2,500社の新規顧客を獲得した。いずれの数値も、既存顧客が時間の経過とともにプラットフォームへの支出を増やしていることを示している。

アナリストらの強気ムードが最近続いているにもかかわらず、MDB株は年初来でわずか約1%の上昇にとどまっている。アナリストの楽観論と株価パフォーマンスとの間のこの乖離は、留意しておく価値がある。

9月1日までの注目ポイント

MongoDBは9月1日の取引終了後、2027会計年度第2四半期の決算を発表する予定である。ウォール街では、売上高が前年同期の5億9,111万ドルから24%増の7億3,511万ドルになると予想している。調整後EPSは1.61ドルで、1年前の1.00ドルから61%増の見通しである。

MongoDBはEPSの市場予想を上回る実績を持っており、これが決算発表を前にアナリストらが目標株価を引き上げている一因とも考えられる。また、アナリストらは、第1四半期に達成したAtlasの前年同期比29.4%の成長が第2四半期にも維持されるかどうかを注視する。同プラットフォームは同社の収益構成における主要な牽引役であり、同銘柄をめぐるAI関連の投資テーマの重要な一部であるためだ。

ウォール街全体では、MDBに対するコンセンサス評価は「強い買い」で、過去3か月間に29人のアナリストによる26件の「買い」評価と3件の「保有」評価で構成されている。平均目標株価は450ドルで、現在の水準からはわずか5%の上昇余地しか示しておらず、個別の目標株価は最高で525ドルに達している。

MongoDBの柔軟なデータモデルにより、同プラットフォームは企業環境で存在感を保ち続けており、特にデジタルプロフィール、製品リスティング、文書など、データが固定されたテーブル構造にきれいに収まらないケースでその傾向が顕著である。

今後の注目は9月1日の決算発表に集まる。

出典:CoinCentral