メタプラネット、1,350 BTC(1億800万ドル相当)をCoinbase Primeへ移動 BTCトレジャリーは34億8,000万ドル規模に
重要ポイント
- •Lookonchainによると、メタプラネットは2026年8月28日に1,350 BTC、約1億800万ドル相当をCoinbase Primeへ預け入れた。
- •東京上場の同社のビットコイン・トレジャリーは43,000 BTCで、取得総額は約34億8,000万ドル、平均取得価格は1枚あたり96,191ドル。
- •ホテル運営会社だったメタプラネットは2024年にビットコイン中心のトレジャリー方針へ転換し、Strategyに次ぐアジア最大級の上場企業ビットコイン保有者とされる。
- •Coinbase Primeへの入金は必ずしも売却を意味せず、機関投資家は保管、担保、店頭取引、融資、ポートフォリオ調整などに同サービスを利用する。
- •今回の移動分は保有量の約3%に相当し、用途は保管、資金調達、取引のいずれかとしても公表されていない。

メタプラネットは、企業によるBTC蓄積戦略を追う暗号資産投資家の注目を集める形で、再び大量のビットコインを移動した。ブロックチェーン分析プラットフォームLookonchainによると、日本のビットコイン関連企業である同社は、2026年8月28日に動きが報告される約1時間前、1,350 BTCをCoinbase Primeへ預け入れた。評価額は約1億800万ドルだった。
Bitcoin miner Metaplanet ( @Metaplanet ), which bought 43,000 $BTC ($3.48B) at an average price of $96,191, deposited another 1,350 $BTC ($108M) into Coinbase Prime an hour ago. pic.twitter.com/JimnSZu2k7
— Lookonchain (@lookonchain) August 28, 2026
メタプラネット、1,350 BTCをCoinbase Primeへ移動
Lookonchainが共有したオンチェーンデータによると、この移動は報告公開の約1時間前に行われた。取引当日の市場価格では、移動されたビットコインの価値は約1億800万ドルだった。
今回の預け入れは、積極的な取得を重ねてきた流れの一環であり、メタプラネットを最も注目される上場デジタル資産企業の一つにしている。同社の報告上のトレジャリーは現在43,000 BTCで、取得総額は約34億8,000万ドルに達し、同社は世界最大級の企業ビットコイン保有者の一つとなっている。取得の平均価格は1 BTCあたり96,191ドルだった。
この規模の積み上げは、2024年にビットコイン中心のトレジャリー方針へ転換する前はホテル運営会社だった企業としては異例だ。メタプラネットの株式は東京証券取引所に上場しており、同社はアジア最大の上場企業によるビットコイン保有者と広く説明され、米国におけるStrategyの地域版に最も近い存在とみなされている。
この種の大口移動は、Coinbase Primeが資産運用会社、企業、機関投資家、上場企業の間で、保管、執行、トレジャリーサービスに広く利用されているため、注目を集めやすい。
企業によるビットコイン保有は拡大を続ける
メタプラネットは、企業がビットコインをトレジャリー資産として活用する新たな潮流を示す代表例だ。Strategy(旧MicroStrategy)を先例として、上場企業の一部が貸借対照表の一部をビットコインに充て始めている。
メタプラネットの平均取得価格が1 BTCあたり96,191ドルであることは、同社が最近のビットコイン強気相場のなかで分割して買い進めたことを示唆する。2026年の大半でビットコインはこの水準を上回って推移しており、メタプラネットは現在、暗号資産市場で最大級の機関投資家ポジションの一つを保有している。
Coinbase Primeが広く使われる理由
Coinbase Primeへの送金は、必ずしも売却を意味しない。機関投資家は同プラットフォームを、資産保管、担保差し入れ、店頭取引、融資、ポートフォリオのリバランスなどに利用することが多い。
Coinbase Primeは大規模な取引・処理を扱うため、多額のBTC入金があっても、それが直ちに市場で売買されているとは限らない。
ビットコイン・トレジャリー競争が加速
今回の移動は、企業によるビットコイン採用が現在どれほど大規模になっているかを示している。1,350 BTCの移動だけで1億ドル超のデジタル資産に相当するが、これはメタプラネット全体の保有量のごく一部、約3%にすぎない。
より多くの上場企業がビットコインの積み上げを続けるなか、主要なトレジャリー保有者によるオンチェーン上の動きは、市場参加者にとって重要な指標になりつつある。今回の移動目的は明らかにされていないものの、この取引は、機関投資家によるビットコイン管理の高度化と、大口の企業トレジャリーを支える規制下の暗号資産インフラ事業者の役割拡大を示している。入金理由が示されていないことから、今後は保管、資金調達、または取引目的のいずれだったのかを明らかにするため、メタプラネット自身の開示に注目が集まる。
出典: Crypto Ninjas