燃料サーチャージ引き上げにもかかわらず、マレーシアはフィリピン観光市場に楽観的
重要ポイント
- •フィリピン民間航空局(CAB)は、中東情勢の変動が世界の原油市場に圧力をかけ続けることを理由に、2026年9月後半の航空燃料サーチャージをレベル13からレベル14に引き上げた。
- •レベル14では、航空会社は国内線で1人あたり457ペソから1,336ペソ、国際線で1,509.08ペソから11,220.71ペソを追加徴収でき、マニラ・セブとクアラルンプールおよびマレーシアの他都市を結ぶ路線は、より高い国際線区分に該当する。
- •国際航空運送協会によると、ジェット燃料価格は9月11日終了の週に6.1%上昇し1バレル181.46ドルとなり、1週間前の171.01ドルから上昇した。
- •マレーシアは6月、フィリピンからの入境者数が前年比1.13%増の299,633人と記録し、両国間では週約59便が11,615以上の座席を提供している。
- •マレーシアは2025年、フィリピンにとって12番目に大きな送客市場として、104,989人の入境旅行者、全体の1.62%を占めた。

マレーシアの外交当局者によると、燃料サーチャージの引き上げによりフィリピン人旅行者の渡航コストが上昇する可能性があるものの、マレーシアはフィリピンを重要な観光マーケットとして引き続き楽観視している。
「フィリピンについては、昨年はほぼ50万人に達したと考えています。もちろん、さらなる増加を目指しています」と、アブドゥル・マリク・メルヴィン・カステリノ・アンソニー・マレーシア大使は記者インタビューで述べた。
「マレーシアとフィリピン、そして当然ながら他のASEAN諸国も、相互およびグローバルな旅行者数の増加に向けて努力していることを嬉しく思います」と同大使は付け加えた。
同大使の発言は、中東の変動が再燃し世界の原油市場に圧力をかけ続ける中、フィリピン民間航空局(CAB)が2026年9月後半の航空燃料サーチャージをレベル13からレベル14に引き上げたことを受けたもの。サーチャージは、航空会社が燃料コストを補填するため基本運賃に上乗せして徴収できる1人あたりの費用で、規制当局が一定期間ごとにし、航空会社は定められた範囲内で適用するかどうかを個別に判断するため、チケットに上乗せされる費用は航空会社や路線によって異なる。
レベル14では、国内線で1人あたり457ペソから1,336ペソの追加徴収が可能で、国際線のサーチャージは1,509.08ペソから11,220.71ペソの範囲となる。マニラやセブとクアラルンプールおよびマレーシアの他都市を結ぶ路線は、より高い1人あたり範囲が適用される国際線区分に該当する。
「これは私たちのコントロールが及ぶものではないため、選択の余地はありません」とアンソニー氏は述べた。「基本的には、市場原理の問題です。私たちにできるのは、その影響を可能な限り緩和することだと思います」
「フィリピンとマレーシアの政府は、貿易と発展を妨げない水準に価格を維持するため、できる限りのことをしていると考えています」と同氏は付け加えた。
国際航空運送協会のデータによると、ジェット燃料価格は9月11日終了の週に6.1%上昇して1バレル181.46ドルとなり、1週間前の1バレル171.01ドルから上昇した。
両国間の往来は徐々に増加している。6月、マレーシアはフィリピンからの入境者数が前年比1.13%増の299,633人となり、以前の296,298人から増加したと記録。マレーシア観光局によると、両国間では週約59便が11,615以上の座席を提供しており、クアラルンプール、コタキナバルおよびマレーシアの他の目的地と、マニラやセブといったフィリピンの主要都市を結んでいる。これらの数値は双方向の移動を反映している。マレーシアの入境者数は同国を訪れたフィリピン人旅行者を含み、フィリピン側データにおける同国の順位はフィリピンを訪れたマレーシア人旅行者を反映している。
「マレーシアからフィリピンへ、そしてその逆にも、より多くの旅行者に訪れていただけることを楽しみにしています」と同大使は述べた。
マレーシアは2025年、同国にとって12番目の送客市場としてランク付けされ、104,989人の入境旅行者、全体の到着数の1.62%を占めた。こうしたコスト圧力が往来实现にどう響するかは、CABが今後の見直し期間でサーチャージ水準を設定し、年末に向けた到着数データが公表されるにつれ、より明確になる可能性がある。— Almira Louise S. Martinez(翻訳:編集部)