チェルシー、ストライカーのリアム・デラップの移籍でノッティンガム・フォレストと合意間近
重要ポイント
- •チェルシーは2025年夏、イプスウィッチ・タウンからリアム・デラップを約3,000万ポンドで獲得した。
- •スタンフォード・ブリッジでの初年度は怪我と戦術の変化に阻まれ、約41試合の出場でリーグ戦わずか1~2得点にとどまった。
- •ノッティンガム・フォレストが交渉をリードしているが、エヴァートンも関心を示している。
- •チェルシーは提示額を4,000万~5,000万ポンドから約3,500万ポンドへ引き下げた。
- •デラップはプレミアリーグ残留を望んでいるとされ、合意完了にはメディカルが最後のステップになると報じられている。

チェルシーはストライカーのリアム・デラップの移籍をめぐり、ノッティンガム・フォレストとの合意に接近している。デラップはメディカル(医療検査)を受ける準備が整っていると報じられている。この移籍が実現すれば、わずか1年前に本物の期待を背負って加入したフォワードによる、スタンフォード・ブリッジでの短い滞在に終止符が打たれることになる。
デラップは2025年夏、約3,000万ポンドの移籍金でイプスウィッチ・タウンからチェルシーに加入した。マンチェスター・シティのアカデミー出身で、元ストーク・シティMFのロリー・デラップを父に持ち、ストーク、プレストン・ノースエンド、ハル・シティへのEFLローン(期限付き移籍)でシニアキャリアの基礎を築いた後、ポートマン・ロードで名を馳せた。しかし、飛躍が見込まれていたシーズンは、怪我と目まぐるしく変わる監督の戦術思想が重なり、厳しい初年度となった。2025/26シーズンは約41試合に出場しながら、リーグ戦での得点はわずか1~2にとどまった。
交渉を左右する数字
チェルシーは当初、デラップを4,000万~5,000万ポンドの範囲で評価していた。この提示額はその後軟化しており、クラブは現在、3,500万ポンドに近いオファーにも応じる姿勢だと報じられている。
交渉は時間とも戦われている。近年、プレミアリーグの夏の移籍市場は8月末から9月上旬に閉まっており、3年間で最大1億500万ポンドの損失を認めるリーグの収益性・持続可能性規則により、トップリーグのクラブにとって選手放出には財務上の側面も伴う。
交渉ではノッティンガム・フォレストが最有力となっているが、エヴァートンも関心を示している。23年ぶりのトップリーグ復帰を果たし、2022年からプレミアリーグに在籍するフォレストにとって、この獲得は現在34歳のクリス・ウッドとともに攻撃陣を強化する好機であり、プレミアリーグでの実績を持つ23歳の加入は、前線の層を厚くしたいクラブの方針にも合致する。
デラップ自身は、海外の選択肢を探るよりもプレミアリーグに残留することを強く望んでいると報じられている。
チェルシーで見慣れたパターン
イプスウィッチ時代のデラップの歩みは実に有望なものであり、そのパフォーマンスはクラブの昇格挑戦において大きな役割を果たした。チェルシーのスカウト部門は3,000万ポンドを投じるだけの価値を見出したが、スタンフォード・ブリッジで回転扉のように変わる戦術体系の前に、彼は明確な役割も先発での継続的な出場機会も得られなかった。
こうした急速な方針転換はスタンフォード・ブリッジでは珍しくない。2022年のオーナー交代以降、移籍には10億ポンド超が投じられ、選手の大量流入と流出の両方がこの時代を特徴づけてきた。デラップを移籍リストに掲載したチェルシーの決定は、2026/27シーズンに向けてスカッドを整理する意図を反映しており、当初の評価額を下回る条件でも交渉する姿勢には、ある種の切迫感がうかがえる。
移籍成立までに残る段階
メディカルは移籍が正式決定する前の最終関門であることが多く、デラップが受検の準備をしていると報じられていることは、金銭面の条件が合意間近であることを示唆している。移籍金の正確な額は依然として最大の変数であり、2026年8月下旬時点で、チェルシーは3,500万~5,000万ポンド前後の受け入れに前向きとされる。
エヴァートンの消えない関心が、依然として事態を複雑にする可能性がある。トフィーズが競争力のあるオファーを提示すれば、フォレストは迅速に動く必要があり、そうしなければ希望する補強対象をライバルに奪われるリスクを負う。また、締め切り日を過ぎても交渉が停滞すれば、デラップは少なくとも1月の移籍市場が再開されるまでチェルシーに残留することになる。
デラップは2026年中に24歳を迎え、ストライカーが安定した結果を求められ始める年齢のまさにその範囲に位置することになる。