Kalshi、400億ドルの評価額で10億ドルの資金調達に向けた最終協議に入る
重要ポイント
- •Kalshiは、予測市場取引所としての企業価値を約400億ドルとする資金調達ラウンドで約10億ドルを調達する最終協議に入っている。
- •Sequoia CapitalとWellington Managementがラウンドの主導を協議しており、Tiger Global ManagementとDragoneer Investment Groupも参加している。取引は数週間以内に締結される見込みである。
- •提示された評価額は、2026年5月に完了した10億ドルの資金調達ラウンドで達成した220億ドルから、ほぼ倍増するものとなる。
- •Kalshiは予測市場を超えて複数資産クラスにまたがるより幅広い取引プラットフォームへ拡大しており、既存の取引所との競争を強めるとともに、競合Polymarket(別途10億ドルの調達を検討中)から市場シェアを奪っている。
- •Kalshiは今後数年以内の新規株式公開(IPO)の可能性について初期段階の協議を行っているが、今回の資金調達の条件はまだ確定しておらず、変更される可能性がある。

予測市場取引所のKalshiは、新規および既存の投資家から約10億ドルを調達し、企業価値を約400億ドルとする資金調達ラウンドに向けた最終協議に入っている。9月29日に公開されたロイターの報道が、事情に詳しい関係者の話として伝えたものである。
協議に参加している投資家にはTiger Global ManagementやDragoneer Investment Groupが含まれ、Sequoia CapitalとWellington Managementがラウンドを主導する協議を行っている。関係者によると、このラウンドは数週間以内に締結される見込みという。出資者はベンチャーキャピタルから大手伝統的資産運用会社にまで及び、成長段階の支援者と機関投資家の資金が組み合わさる構成となっている。
提示された条件で最終合意に至れば、評価額は2026年5月に10億ドルの資金調達ラウンドで獲得した220億ドルから大幅に上昇し、わずか約4カ月で企業価値がほぼ倍増することになる。これらの数値はまだ確定していない協議内容を示すものであり、最終的な調達規模、評価額、投資家の顔ぶれは変わる可能性がある。
今回の資金調達は、実世界の事象の結果にポジションを取る予測市場を超えて、複数の資産クラスにまたがるより幅広い取引プラットフォームへとKalshiが拡大するなかで行われるものであり、この転換により同社は既存の取引所との競争を一段と強めることになっている。Kalshiは合のPolymarketに対しても市場シェアを拡大しており、Polymarket自身も別途、10億ドルの資金調達を検討している。両方の協議が成立すれば、市場シェアが両社間で移動し続けるなか、ライバル2社はそれぞれ約10億ドルの新規資本を得ることになる。
さらに関係者によると、Kalshiは今後数年以内の新規株式公開(IPO)の可能性についても初期段階の協議を行っている。
背景:BitcoinKEは、2026年6月にKalshiの評価額急騰について、また2025年6月にPolymarketが10億ドルの評価額で2億ドルの調達を検討していると報じられた件について、それぞれ報道している。
出典:BitcoinKE