ニュースマクロ7月に新規住宅発売が回復、ANAROCKはFY27の住宅販売額が10〜12%増と予測

7月に新規住宅発売が回復、ANAROCKはFY27の住宅販売額が10〜12%増と予測

著者: CNBC-TV18 Markets·

重要ポイント

  • インドの住宅市場では、FY27第1四半期の低迷の後、7月に新規住宅の発売が急増した。
  • ANAROCKのサントーシュ・クマール氏は、FY27の住宅販売額が10%から12%増加すると予測している。
  • 販売額の増加にもかかわらず、FY27の住宅販売戸数はわずかに減少すると予想されている。
  • クマール氏は、販売額の増加は高級住宅セグメントが牽引する可能性が高いと述べた。
  • ムンバイの建設ブームにより、需要が新規供給に追いつかない場合の供給過剰の懸念が浮上している。
7月に新規住宅発売が回復、ANAROCKはFY27の住宅販売額が10〜12%増と予測

ANAROCKグループ副会長のサントーシュ・クマール氏によると、インドの住宅市場における新規住宅の発売は、FY27(2027年度)第1四半期の低迷の後、7月に急速に持ち直した。ANAROCKはインドを代表する不動産アドバイザリー企業のひとつであり、インドの会計年度であるFY27は2026年4月から2027年3月までの期間を指す。「発売」は市場に新たに入ってくる供給を測る指標であるため、7月の回復は、年度の緩慢な出足の後、供給側でデベロッパーの活動が活発化したことを示している。

クマール氏は、販売戸数がわずかに減少すると予想される一方で、FY27の住宅販売額全体は10〜12%増加すると予測している。この乖離は、市場全体のペースではなく市場の構成の変化を示しており、取引件数は減少するものの、1件あたりの取引額は大きくなることを意味する。同氏によれば、販売額の想定される増加は高級住宅セグメントによって牽引される見通しだ。このセグメントでは物件価格が高く、1件の売買が販売総額により大きく寄与する。

クマール氏はまた、ムンバイで続く建設ブームについても言及し、インド最大の不動産市場である同市が供給過剰の状態に陥るリスクがあるかどうかという問題に踏み込んだ。この問題の帰趨は、買い手の需要が新築住宅を建設されるのと同じ速度で吸収できるかどうかにかかっている。7月に発売が回復する一方、年度全体では販売戸数がわずかに減少すると予測されていることから、ムンバイにおける新規供給と吸収のバランスは、FY27の残り期間を通じて注視すべき重要な論点となる。

出典: CNNBC-TV18