日本上場のEoleがHyperliquidへの投資を拡大、HYPEは60ドルブレイクアウトを視野に
重要ポイント
- •HYPEは、過去6か月間で約20ドルから80ドル付近までの上昇を支えてきた長期の上昇トレンドラインを下抜けた。
- •同トークンは60ドル付近を試しており、アナリストはこの水準を回復かさらなる弱さかを確認する重要な抵抗線と見ている。
- •執筆時点でHYPEは56.16ドルで取引されており、24時間の取引量は3億2,869万ドル、時価総額は141.7億ドルだった。
- •Eole Inc.は約1,010万円で約1,078トークンを購入し、日本初のHYPEを取得した上場企業となった。
- •Eoleは、この投資が長期構想である「Neo Crypto Bank」コンセプトを支えると述べ、HYPE保有額を1億円まで拡大する計画を示している。

HyperliquidのネイティブトークンHYPEは、長期にわたる上昇トレンドを下抜けた後、重要な抵抗線を試しており、アナリストは新たな強気ブレイクアウトか、より深い調整かのいずれかに注目している。同時に、日本上場のEole Inc.は同国初のHYPEを保有する公開企業となった。この動きは同ブロックチェーンのエコシステムに対する機関投資家の関心の高まりを反映するとともに、同トークンをめぐる市場の注目に新たな要素を加えるものとなっている。
執筆時点で、HYPEは56.16ドルで取引されており、24時間の取引量は3億2,869万ドル、時価総額は141.7億ドルとなっている(CoinMarketCapのデータによる)。過去24時間は安定の兆しを見せているものの、トークンの価格構造と機関による採用の状況は、直近のトレンド崩壊後に依然として方向性を定めようとしている市場の姿を示している。
HYPE価格、重大な分岐点に接近
暗号資産アナリストのUmair Orakzai氏によると、HYPEは長らく機能していた上昇トレンドラインを下抜けた後、重大なテクニカル試練に迫っている。このトレンドラインは、過去6か月間で約20ドルから80ドル付近までの上昇を支えてきたものである。
この下抜けによりトークンの強気の市場構造は終わり、上向きのモメンタムが弱まっていることが示唆されている。アナリストはこの動きを、売り手がトレンドの主導権を握りつつある可能性を示す初期兆候と見ている。
下落後、HYPEは再び回復の兆しを見せており、以前は支持線として機能し、現在は潜在的な抵抗帯へと変わりつつある水準を試している。今回の上昇は出来高の減少を伴っており、買い圧力の不足がうかがえる。この水準で失敗すればさらなる下落につながる可能性がある一方、60ドルを上回れば弱気派の見解は否定されることになる。
Eole、日本初のHYPEを保有する上場企業に
Hyperliquid Dailyのデータがさらに明らかにしたところによると、東京証券取引所グロース市場に上場するEole Inc.が、HyperliquidのネイティブコインであるHYPEの取得に成功した日本初の上場企業となり、歴史的な出来事となった。
同社は7月末に、約1,010万円(66,000ドル)を費やして約1,078 HYPEトークンを購入した。Eole Inc.は現在、HYPEトークンへの投資を1億円(611,000ドル)まで拡大する強い意向を示している。
🔥First Japanese Public Company Buys $HYPE
Tokyo Stock Exchange Growth Market-listed Eole Inc. disclosed purchasing 1,078 HYPE for about ¥10.1 million ($66,000) around July 28 (public coverage July 29–August 1). It plans to scale the position to ¥100 million (~$611,000) by end… pic.twitter.com/KNGcTk3IfE
— Hyperliquid Daily (@HYPERDailyTK) August 3, 2026
Eoleによると、この投資は同社の長期構想である「Neo Crypto Bank(ネオ・クリプトバンク)」コンセプトの中核を成すものであり、将来の金融サービスにブロックチェーン技術を組み込むことを含んでいる。同社は、Hyperliquidネットワークの超高速な特性を、既存のBitcoinの保有に加え、AI主導のトレード、自動取引、自律的な金融アクションに適したものと見ている。
HYPEの今後の展望
HYPEは60ドルの抵抗線に接近しており、これは重要なテクニカル水準となっている。強い出来高を伴う突破であればポジティブなトレンド継続が確認される可能性があるが、果たせなければ下落につながる可能性がある。
投資家はまた、Eoleが計画しているHYPEの買い増しにも注目すべきだろう。同社が開示した拡大目標は、トークンのテクニカル状況と併せて追跡できる、具体的な企業による採用のマイルストーンとなっている。
注:本記事には市場分析および価格予測が含まれています。これらは保証を意味するものではありません。暗号資産市場は変動が激しいため、必ずご自身で調査(DYOR)を行ってください。本記事は金融助言ではありません。