米連邦準備制度理事会、バンコ・ポピュラー・デ・プエルトリコの元行員に同意に基づく禁止命令を発出
重要ポイント
- •FRBは2026年8月27日、バンコ・ポピュラー・デ・プエルトリコの元行員ガディエル・ロサリオ=アルバラド氏に対し、顧客資金の横領に係る同意に基づく禁止命令を発出した。
- •当該元行員は命令の発出に同意し、係争を伴う行政手続きを経ずに本件を解決した。
- •同命令により、当該個人は連邦保険付き預金取扱機関または持株会社の業務への関与を禁止され、理事会が正式に変更または解除しない限り原則として効力が継続する。
- •この種の禁止命令は通常、連邦預金保険法第8条(b)(3)に基づいて発出され、横領関連の事案はFRBの処分一覧で繰り返し見られる。
- •バンコ・ポピュラー・デ・プエルトリコ自体に対する処分は発表に伴っておらず、同行はポピュラー・インク(Nasdaq: BPOP)の主力銀行子会社である。

米連邦準備制度理事会(FRB)は2026年8月27日(木)、プエルトリコ・サンフアンに本拠を置くバンコ・ポピュラー・デ・プエルトリコ(Banco Popular de Puerto Rico)の元行員に対する法的処分を実施したと発表した。
今回の処分は、バンコ・ポピュラー・デ・プエルトリコの元行員ガディエル・ロサリオ=アルバラド(Gadiel Rosario-Alvarado)氏に対する同意に基づく禁止命令である。米東部夏時間(EDT)午前11時に公表された理事会の発表によると、同命令は顧客資金の横領に関連する。「同意(consent)」とされているのは、当該個人が命令の発出に同意し、係争を伴う行政手続きを経ずに本件を解決したことを意味する。
禁止命令は、FRBが標準的に用いる監督上の処分手段のひとつである。この種の命令の下では、当該個人はいかなる連邦保険付き預金取扱機関または持株会社の業務にも関与することが禁止され、事実上、銀行業界から排除される。禁止は原則として、理事会が正式に変更または解除しない限り効力を維持する。FRBは、法令もしくは規則への違反、安全・健全性を欠く業務運営、信認義務違反を理由として、保険付き預金取扱機関、その持株会社、および現・元の機関関連当事者を含む関係当事者に対し処分を発動する権限を有する。この種の禁止命令は通常、銀行処分を律する連邦法である連邦預金保険法第8条(b)(3)に基づいて発出される。顧客資金の横領に係る処分は、全米の機関および個人にわたるFRBの処分一覧で繰り返し見られる類型である。
バンコ・ポピュラー・デ・プエルトリコはポピュラー・インク(Popular, Inc.)の主力銀行子会社であり、プエルトリコで営業する最大級の金融機関のひとつである。ポピュラー・インク(Nasdaq: BPOP)のプエルトリコにおける銀行業の起源は1893年にさかのぼる。木曜日の発表は当該個人の行為を対象としたものであり、発表には当該機関に対する処分は含まれていなかった。
理事会は、その他の処分についてはこちらで検索できると述べた。命令の全文はPDF添付ファイルで閲覧できる。
報道関係の問い合わせについて、理事会は報道部門(202-452-2955)への連絡を案内した。