ニュース暗号資産ETHが主要抵抗線を試すなか、Ethereumのファンディングレートは低水準を維持

ETHが主要抵抗線を試すなか、Ethereumのファンディングレートは低水準を維持

著者: Cryptofrontnews·

重要ポイント

  • アナリストのGerla氏は、ETHのファンディングレートが典型的な大規模フラッシュに先行する水準を大きく下回っており、現時点ではレバレッジによる急落は予想されていないと述べている。
  • Crypto Patel氏は2,500〜2,550ドルを高時間足の主要抵抗線と特定し、これを上回る日足終値は3,400ドル目標へのブレイクアウトを確認するものとしている。
  • 直近の押し局面で取引所のスポット流出が強まり、8月31日にはETHが2,500〜2,550ドル圏から2,400ドルへ下落するなか約8,000万ドルの流出が記録された。
  • Patel氏は1,840〜1,950ドルに構造的需要ゾーンを設定し、1,550ドルを強気構造を無効化する水準としている。
  • スポットネットフローのマイナスは、売りに備えた移動ではなく、ETHが自己保管や長期保管へ移動していると解釈されることが多い。
ETHが主要抵抗線を試すなか、Ethereumのファンディングレートは低水準を維持

アナリストのGerla氏によると、Ethereumのファンディングレートは、過去に大規模な市場のフラッシュ(強制決済による急落)と関連してきた水準を下回っており、現時点でレバレッジが大幅な下落リスクを主導しているとは考えにくいという。

ファンディングレートとは、永久先物市場においてロングポジションとショートポジションの間で定期的に支払われる料金であり、レバレッジポジションの指標として広く利用されている。持続的に高水準のレートは、急激に解消されうる過熱したロングエクスポージャーと歴史的に一致してきた。Gerla氏の見解では、ETHデリバティブのポジション状況は現時点でそのような特徴を示していないという。

アナリストのCrypto Patel氏が指摘するように、ETHは2,500〜2,550ドルに大きな抵抗線を面临しており、この帯を上回る日足終値が出れば3,400ドルに向けて上昇する可能性が開かれる。一方、直近の押しではスポット流出が増加し、ETHが2,400ドルへと後退した8月31日には約8,000万ドルの流出が推定されている。取引所のスポットネットフローがマイナスになることは、売りに備えた移動ではなく、自己保管や長期保管への移動と解釈されることが多い。

ETHは2,400ドルを回復した後に押しとなっており、Crypto Patel氏は2,500〜2,550ドルの帯を主要抵抗線と特定した。8月19日〜31日のスポットデータでは、価格が2,500〜2,550ドル圏から後退するなかでETHの大規模な流出が示されている。

ETHのファンディングはフラッシュ水準を下回ったまま

Gerla氏は、現在のETHファンディングレートは、通常大きなフラッシュに先行する水準を大きく下回っていると述べた。同氏は、直近高値を下回る値動きを、ETHが2,400ドルを回復した後の調整(コンソリデーション)と説明した。ただし、ファンディングレートが急上昇すれば見解が変わるとも付言し、現時点ではレバレッジがETHの大幅下落を引き起こすとは予想していない。

Crypto Patel氏はEthereumの高時間足構造に注目し、ETHは2,500ドル回収後、数ヶ月にわたる下降トレンド抵抗線の下で圧縮していると述べた。同氏の分析では、2,500〜2,550ドルは高時間足における主要抵抗線であり、この水準を上回る日足終値はトレンドラインのブレイクアウトを確認するものとなる。

ETHのスポットフローは流出優勢に傾く

スポットネットフローデータによると、ETHは8月19日に約1,900〜2,000ドルから上昇し、その後2,400〜2,500ドル圏へと値を伸ばした。この上昇局面では、8月19日に約7,500万ドルのプラスのネットフローが記録され、8月21日ごろには約7,700万ドルの流入があった。

8月22日以降はフローが混在し、複数のマイナス値が観測された。流出は8月22日〜24日に約4,000万〜4,500万ドルに達し、8月28日ごろには約5,500万ドルの流出が記録された。さらに8月31日には約8,000万ドルの流出があり、同時期にETHは2,500〜2,550ドルから2,400〜2,450ドルへと後退した。このデータは、直近の押し局面で取引所からの流出が強まったことを示している。

Ethereumは2,550ドルと下位サポートに注目

Patel氏は、ブレイクアウト確認後の主要な上値目標として3,400ドルを特定し、構造的な需要ゾーンを1,840〜1,950ドルに設定した。また、1,550ドルを強気構造を無効化する水準として挙げた。

したがって、当面の焦点は2,500〜2,550ドル付近でのETHの反応にとどまる。抵抗線が価格を拒否すれば、Patel氏の構造では需要ゾーンへのローテーションが示唆される一方、抵抗線上での受け入れが実現すれば、前述の3,400ドル目標に向けた拡大が支援されることになる。

一方、Gerla氏はレバレッジ環境の変化を見極めるためファンディングレートの監視を続けており、ファンディングが急増すればETHの押しに関する現時点の評価を修正すると述べている。