ニュース株式Enphase Energy(ENPH)株: 今夜の決算でウォール街が予想する内容

Enphase Energy(ENPH)株: 今夜の決算でウォール街が予想する内容

著者: Coincentral·

重要ポイント

  • アナリストは、6月30日終了四半期のEnphaseの第2四半期EPSを0.47ドル、売上高を2億9,000万ドルと予想している。
  • この予想は、前年同期比で利益が32%、売上高が20%減少することを意味する。
  • Enphase株は約36ドルで取引されており、52週高値の73.74ドルを大きく下回っている。
  • GLJ Researchは売り評価を維持し、第2四半期の売上高を2億7,900万ドル、EPSを0.43ドル、非GAAP粗利益率を43.0%と見込んでいる。
  • ウォール街のコンセンサスは買いで、平均目標株価48.93ドルは現在水準から約29%の上昇余地を示す。
Enphase Energy(ENPH)株: 今夜の決算でウォール街が予想する内容

Enphase Energyは火曜の取引終了後に第2四半期決算を発表する予定で、現時点での期待は控えめだ。株価は約36ドルで、52週高値の73.74ドルを大きく下回っている。

アナリストは、6月30日終了四半期の1株当たり利益を0.47ドル、売上高を2億9,000万ドルと予想している。これは前年同期比で利益が32%減、売上高が20%減となる。

前四半期比では、売上高は第1四半期の2億8,290万ドルから約2.5%増える見込みで、厳しい環境の中では小幅な改善となる。

Enphaseは第1四半期に、コンセンサスの0.44ドルを上回る0.47ドルを計上し、約9%の上振れサプライズとなった。今回も同様の結果を出せるか、また経営陣のコメントが需要の安定化を示すかどうかが注目される。

GLJ Researchは慎重姿勢を維持している。同社は目標株価を21.70ドルから24.47ドルに引き上げたが、売り評価は据え置いた。第2四半期の売上高予想2億7,900万ドルはコンセンサスを下回り、会社側ガイダンスの2億8,000万ドルから3億1,000万ドルの下限に位置する。

GLJは、非GAAPベースの粗利益率を43.0%とみており、ウォール街予想の43.5%を下回り、会社のガイダンスレンジ44%から47%も下回る。EPS予想は0.43ドルで、コンセンサスを4セント下回る。

同アナリストは、設置件数の代理指標データ、中国の供給統計、Enphase最大の家庭用蓄電競合の利益率データを、慎重な見通しの根拠に挙げた。

一方で、ここまで弱気一色というわけではない。ウォール街のコンセンサス評価は買いで、平均目標株価は48.93ドル。現在水準から約29%の上昇余地を示している。

米国の太陽光需要に注目

住宅用太陽光市場の第1四半期の前年比成長率はわずか6%だった。アナリストは、Section 25D税額控除の終了を受け、通年の住宅向け設置件数が18%減少すると予想している。これにより、短期的な住宅用太陽光関連企業の見通しは、実行力、製品ミックス、地域別需要動向への依存度が高まっている。

TD Cowenは、格付けをホールドに据え置いたまま目標株価を70ドルから48ドルに引き下げた。同社は、通常の第2四半期の需要回復が見られなかった建築許可データを指摘した。

Bank of Americaは、6月の中国の太陽光輸出が15%減少した一方、輸出額は9%増加したと指摘した。これは全面的な崩壊ではなく、海外需要の構成変化を示唆している。

欧州と新製品が下支え要因

欧州が下支えとなる可能性がある。エネルギー安全保障への懸念から、同地域では蓄電システム需要が高まっており、Enphaseも積極的に展開している。

同社は最近、欧州向けIQ Batteryシステムをアップグレードして家庭用バックアップ機能を追加し、オーストラリアとニュージーランドでIQ9N Microinverterを発売、さらに欧州市場でIQ EV Charger 2を展開した。

製品面では、第5世代バッテリー、窒化ガリウム技術を採用したIQ9 microinverter、AIデータセンター向けのIQ Solid-State Transformerプラットフォームを拡大している。ただし、データセンター関連の事業が数量ベースで寄与するのは2028年以降と見込まれている。

火曜夜の決算発表では、地域別の売上構成と、microinvertersと batteries の比率が注目される。

TD Cowenの更新後目標株価48ドルと、GLJの売り評価を付与した24.47ドルの目標株価が、発表前の想定レンジを示している。