Deep、TenneTの北海沖合ケーブル調査を巡る4年契約を受注
重要ポイント
- •Deepは2026年から2029年まで、TenneTの沖合ケーブルの年次インテグリティ調査を実施する。
- •調査では水路測量と地球物理学的手法を用いてケーブルの埋設深を計測し、海底の危険要因を特定する。必要に応じて目視検査も実施される。
- •砂波や洗掘などの自然現象によりケーブルの埋設が浅くなる可能性があるため、埋設深のモニタリングは不可欠である。
- •調査結果は、TenneTが北海沖合グリッドを拡張する中で、保守・インテグリティ管理プログラムに活用される。
- •Deepは水路測量、地球物理学的調査、UXO調査を専門とし、有人・無人の調査船からなる自社船団を運用している。

オランダの調査専門会社Deepは、送電事業者TenneTから、同社の沖合ケーブルインフラを対象とした年次インテグリティ調査を包含する複数年契約を獲得した。
アムステルダムに本社を置く同社は、2026年から2029年にかけて毎年調査キャンペーンを実施する。調査では水路測量および地球物理学的調査を用い、ケーブルの埋設深を計測するとともに、ケーブルのインテグリティを脅かす可能性のある海底の特徴や物体を特定する。必要に応じて、選択された調査結果に対しては目視検査による追跡調査も実施される。
ケーブル埋設深のモニタリングは沖合グリッドの保守の中核をなす要素である。海底状況は砂波や洗掘といった自然現象によって時間とともに変化し、当初の埋設時よりもケーブルの一部が浅くなる可能性があるためだ。定期的なインテグリティ調査により、オペレーターはそうした露出をリスク化する前に把握できる。
オランダおよびドイツの送電システムオペレーターであるTenneTは、北海の洋上風力発電所を陸上系統に接続する責務を担っており、オランダの大規模洋上風力導入のもとで沖合グリッドを拡張している。これにより、拡大を続けるケーブルネットワークの体系的なモニタリングが継続的な要件となっている。
調査結果は、オランダの送電事業者が北海沖合グリッドの拡張を続ける中で、TenneTの保守・インテグリティ管理プログラムに組み込まれる。
契約金額は公表されていない。
Deepは水路測量、地球物理学的調査、UXO(不発弾)調査を専門とし、有人および無人の調査船からなる自社船団を運用している。