ニュース株式中国株は横ばい、不動産株の上昇がバイオ・半導体株の下落を相殺、香港株は上昇

中国株は横ばい、不動産株の上昇がバイオ・半導体株の下落を相殺、香港株は上昇

著者: Economic Times Markets·

重要ポイント

  • 上海総合指数は0.1%上昇した一方、CSI 300は0.1%下落した。
  • 不動産株が上昇し、バイオテクノロジー株と半導体株の弱含みを相殺した。
  • 中国の不動産セクターは2021年以降低迷が続いており、北京政府による支援策が繰り返し講じられてきた。
  • 中国本土の半導体株は米国の輸出規制の影響を受けており、中国のバイオテクノロジー企業は米国議会からの審査に直面している。
  • 香港株は、ウォール街の上昇とNVIDIAの前向きな見通しによるAI関連センチメントの改善を受けて上昇した。
中国株は横ばい、不動産株の上昇がバイオ・半導体株の下落を相殺、香港株は上昇

中国株は金曜日、全体的に横ばいで推移した。不動産株の上昇が、バイオテクノロジー株および半導体株の下落を相殺した。

上海総合指数は0.1%上昇した一方、上海・深圳の両取引所に上場する大型銘柄で構成されるCSI 300は0.1%下落した。

不動産株の上昇は、2021年以降続く業界の長期低迷の中で際立った動きとなった。この低迷は家計資産、地方政府の財政、そして経済全体に重しとなっており、北京政府はこれまで繰り返し支援策を講じてきた。不動産開発企業や不動産関連銘柄の値動きは、業界の安定化に向けた取り組みがどのように進んでいるかを示すバロメーターとして注視されている。

一方、バイオテクノロジー株と半導体株の下落は逆方向に作用した。中国本土の半導体関連株はここ数年、先端技術に対する米国の輸出規制への対応を迫られてきた。これは米中経済関係における根深い対立点であり、また中国のバイオテクノロジー企業や受託研究企業は米国議会からの審査に直面してきた。こうした背景から、両セクターは政策関連のニュースに敏感な状態が続いている。

香港の株式市場は上昇した。ウォール街の上昇とNVIDIAの前向きな業績見通しが支えとなり、世界の人工知能(AI)関連センチメントが高まった。香港の代表的な株価指数であるハンセン指数はテクノロジー株の構成比率が高く、世界のAIや米国ハイテク企業の決算に対するセンチメントが香港市場の上場銘柄に迅速に反映されやすい構造となっている。

米国市場データは2026年8月28日 午前1時30分(インド標準時)時点。

出典: Economic Times Markets