ニュース株式ザ・ボーン・コリア、カナダのサンレイ・グループと提携し北米レストラン事業を拡大

ザ・ボーン・コリア、カナダのサンレイ・グループと提携し北米レストラン事業を拡大

著者: Korea Herald Business·

重要ポイント

  • ザ・ボーン・コリアは、マリオット、ヒルトン、ハイアットなどのブランドで約80軒のホテルを運営するカナダのホテル・不動産企業サンレイ・グループと基本合意書(MOU)を締結した。
  • 合意に基づき、トロント大都市圏マーカムにあるサンレイ運営の店舗がザ・ボーン・コリアのレストランに転換される。ブランドと運営計画は今後決定される。
  • 同社は世界的な食品企業と協力し、中華チェーン「香港飯店」の業務用ソースの米国生産を酢豚用ソースから開始する。
  • 米国パートナーの生産施設を北米の重要な供給拠点として活用し、物流コストの削減と供給リードタイムの短縮を図る。
  • 白種元氏はカナダの大手食品流通2社とTBKソースの現地販売拡大について会談し、北米の消費者向けHMR商品の共同開発も進めている。
ザ・ボーン・コリア、カナダのサンレイ・グループと提携し北米レストラン事業を拡大

ザ・ボーン・コリアと白種元(ペク・チョンウォン)CEOによる世界展開が、北米全域にわたるレストランブランド、現地でのソース生産、流通網という各分野の取り組みを通じて形になりつつある。

ザ・ボーン・コリアは火曜日、白氏が最近、カナダの大手ホテル・不動産企業サンレイ・グループと、レストラン事業での協力に関する基本合意書(MOU)を締結したと発表した。調印は8月2日に始まった白氏の北米出張の中で行われたもので、同社の同地域への本格展開の一環となる。ザ・ボーン・コリアは国内で、中華チェーン「香港飯店」(ホンコンバンジョム)からカフェやカジュアルダイニング業態まで、多ブランドのフランチャイズレストラン群によって事業を築き上げてきた。韓国を代表する料理人・テレビタレントの一人である白氏は、これらのブランドを海外に展開する同社の取り組みの先頭に立ってきた。今回の北米展開は、韓国の食品や文化が国際的に幅広い支持を獲得し、韓国のレストラン・包装食品ブランドの海外での知名度が高まっている流れの中で進められている。

サンレイ・グループはカナダで、マリオット、ヒルトン、ハイアットなどのブランドのもと、約80軒のホテルを運営している。合意に基づき、両社はトロント大都市圏のマーカムにあるサンレイ運営の店舗を、ザ・ボーン・コリアのブランドのレストランに転換する計画で、ブランドの選定と店舗運営の詳細計画の策定を進めている。マーカム店舗のブランド選定と運営計画は、同社が国内業態をカナダの消費者にどう適応させるかを占う初期の指標となる。

マーカム案件を足がかりに、両社はサンレイが所有するホテルや商業施設へのザ・ボーン・コリアの追加レストランブランドの導入も検討している。実績あるホテル・不動産事業者との提携は、海外レストラン展開における現実的な障壁とされがちな物件確保や現地の運営パートナー確保へのアクセスをもたらす。ただし、今回の合意は最終契約ではなくMOUにとどまる。

カナダ訪問中には、白氏が大手食品流通2社の経営幹部とも会談し、ザ・ボーン・コリア(TBK)のソースなど各製品の販売拡大と現地流通について協議した。

米国では、ザ・ボーン・コリアが世界的な食品企業と協力し、中華チェーン「香港飯店」で使われる業務用(BtoB)ソースの現地生産を進めていると同社は明らかにした。生産は同ブランドの酢豚用ソースから始まり、最終的にはザ・ボーン・コリアのレストランで使われる他の主要ソースにも拡大する予定だ。

同社は、米国パートナーの生産施設を北米展開の重要な供給拠点として活用する計画で、物流コストの削減と供給リードタイムの短縮を図りつつ、米国とカナダでのレストラン事業および流通事業の拡大を支えられる安定した供給体制の構築を目指す。

さらに同社は、この世界的企業とともに、北米の消費者向けのHMR(家庭用簡易食事)商品の共同開発も進めている。HMRとは、飲食店向けではなく一般消費者に販売される、調理済みに近い利便性の高い食事商品を指す。今後の節目としては、マーカム店舗のブランド決定、香港飯店の酢豚用ソースの米国生産の開始、白氏のカナダでの会談を踏まえた追加の流通合意などが挙げられる。

「白種元CEOが海外で自ら見出したビジネス機会が、現地企業との具体的なパートナーシップにつながっています」とザ・ボーン・コリアの関係者は述べた。「ザ・ボーン・コリアのブランド力と商品開発力に、現地企業の生産・流通網を組み合わせることで、レストランの出店から商品の生産・流通まで、グローバルな事業成果を引き続き拡大していきます」